<6237> イワキポンプ
四季報より 業種:機械。
【特色】化学薬液の移送用ケミカルポンプ専業メーカー。多用途・多品種少量生産に強み。海外強化中
【連続最高益】半導体向け空気駆動ポンプの好調続く。水処理向けはインフラ投資意欲旺盛な米国軸に定量ポンプの受注上積む。部材調達難や運賃等の負担重いが値上げ効果も徐々に発現。営業益続伸。増配。
【新エネ強化】大型電池生産用回転容積ポンプ新製品を本格展開。電解液を正確・短時間に注入できる点が売り。次期長期ビジョン策定へ新プロジェクトを4月発足。
2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+25.4%の21.39億円、経常利益+34.7%の29.92億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+28.5%の27.48億円、経常利益+14.0%の34.11億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場前の2020年1月16日の1310円の高値からの急落で3月23日に703円で底打ちとなりました。ここからの反発で5月28日に1134円まで上昇し、ここを当面のピークにして、短期の下降トレンド(B)を形成しました。この中で11月17日の796円、2月1日の800円と2点底をつけて、短期の上昇トレンド(C)へ転換しました。この中で11月4日の1119円、今年の4月6日の1149円と2点天井をつけて、5月16日に887円まで下げて、5月23日に998円まで反発し、もみあいとなっています。
2020年3月23日の703円の底打ちからのチャートの形をみると下値では上昇トレンド、上値では5月28日の1134円の高値水準をフシとする下値を切り上げる直角三角形の保ち合いの形となっています。
<8070> 東京産業
四季報より 業種:卸売業。
【特色】中部以東の三菱重工業製品の受託販売が柱の中堅機械商社。再生可能エネルギー関連に本腰
【続 伸】生活資材はレジ袋底ばうも生分解のエコ梱包資材伸長。発電所メンテやバイオマス燃料堅調。前下期に稼働した新潟・阿賀野の大型太陽光発電が通期貢献。営業益続伸。貸倒引当特損5億円消失。増配。
【参 画】東京エネシスと合弁新設、バイオマス発電に参画。福島・会津で24年12月に稼働、東北電力子会社に売電。25年稼働の福山バイオマス発電所にも少額出資。
2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+23.3%の23.94億円、経常利益+17.1%の25.85億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+54.6%の37.00億円、経常利益+47.0%の38.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場前の高値からの急落で、2020年3月13日に407円で底打ちとなって、上昇トレンド(A)を形成しています。この中で10月30日の506円の安値から2021年2月9日の704円、3月22日の708円と2点天井をつけて、5月27日に599円まで押し目を入れました。ここからの上昇で9月9日に808円の年初来高値をつけ、ここをピークに短期の下降トレンド(B)へ転換しました。この中で今年の3月7日に662円まで下げて3月29日に755円まで反発し、この中でもみあいとなっています。
コロナ相場で2020年3月13日の407円の底打ちからのチャートの形をみると上向きの末広がり(X)となっています。
<3176> 三洋貿易
四季報より 業種:卸売業。
【特色】ゴム・化学品商社。営業員の4割が技術系でメーカー機能も有す。自動車向け主軸。海外強化中
【連続増益】自動車シート用部材は減産影響で伸び悩む。が、ゴムが幅広い産業向けに好調でカバー。下期化学品で環境配慮型素材が本格化、買収したバイオ企業の寄与もあり営業増益。増配も。23年9月期はゴムで新商材、シート材も立ち直り続伸。
【新商材】ゴム新商材は汎用品だが他社撤退で参入余地、自動車向け等に拡販。社長直轄の事業開発室で新規事業育成に全力。
2022年5月11日発表。2022年9月期本決算予想は、前期比で営業利益+5.3%の58.00億円、経常利益+1.8%の63.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年1月24日の1446円(分割前2893円)をコロナ相場前の高値とし、ここから大幅下落となり3月19日に698円で底打ちとなり、3月27日に900円まで自律反発後、4月6日に721円まで下落し、ここからの上昇で5月9日に1117円の高値をつけました。ここから横もみの動きとなり、7月31日の889円を安値とし、11月6日の1071円を高値とするもみあいを上放れとなって、2021年6月18日に1398円の前年来高値となりました。ここをピークに下降トレンドに転換し、11月4日の1214円の高値から一段安となり、12月1日に952円の安値をつけて今年の1月4日に1054円まで上昇し、3月8日に934円まで下げて三角保ち合いとなっています。
<6292> カワタ
四季報より 業種:機械。
【特色】プラスチック成形・合理化周辺機器トップ級。アジア軸に海外展開。国内は非成形機分野育成
【増 配】期初受注残86・3億円(前期比83%増)。国内では、自動車用成形機の軟調続く一方、日用雑貨・物流用や新素材・食品シート用機器が堅調。中国のリチウムイオン電池向けも底堅い。調達難の部品は代替品で賄う。営業増益。大幅増配。
【株主還元】公平な利益還元の観点から23年3月期より株主優待制度廃止。一方で、DOE2・5%以上を目標に配当実施。
2022年5月11日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+50.2%の7.60億円、経常利益+51.3%の9.03億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+100.0%の15.20億円、経常利益+62.8%の14.70億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年4月6日に569円のコロナ相場で下落となり、上昇トレンド(A)を形成しました。ここからの上昇で9月11日に1034円の高値をつけ、11月2日の749円、11月17日の774円と2点底をつけて反発し、12月9日に1136円と年初来高値を更新しました。ここから調整入りとなり、12月22日の903円、2021年3月5日の837円、6月21日の846円と3点底をつけました。
柴田罫線では、終値ベースで順下げの3点底を形成し、6月21日に846円の安値をつけて、もみあったあと急上昇となって10月8日に1430円と前年の高値を更新する動きとなりました。ここをピークに急落調整となり、12月1日に846円の安値をつけ、2022年1月5日の1225円を戻り高値として、この中のもみあいとなっています。
このもみあいは、3月8日の931円を安値とし、6月9日の1116円を高値とするレンジの動きです。
好業績、高配当銘柄ですので、下限で買って上限で利食うという投資法となります。
<8425> みずほリース
四季報より 業種:その他金融業。
【特色】旧興銀系。19年みずほFGの持分会社に。丸紅とも資本業務提携。持分会社にリコーリース
【最高益更新】不動産軸にリース、ファイナンスの資産積み上げ効く。前期は終盤の大幅計上で105億円に膨らんだ与信費用が今期は30億円想定に急改善、海外不動産の評価損剥落も。営業益V字回復。持分益に日鉄興和不動産が通期貢献。連続増配。
【ロシア向け】米国航空機リース持分会社が12機すべて解約、前期に機体減損計上。資本業務提携先をみずほ銀からFGに変更。
2022年5月12日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益-31.1%の178.93億円、経常利益-27.2%の200.64億円の減収・減益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+56.5%の280.00億円、経常利益+74.4%の350.00億円の増収・増益の見通し。
2020年3月19日の1666円のコロナ相場での底打ちからの上昇トレンド(A)の中で、7月31日の2312円の安値から、角度のやや大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2021年7月2日の3835円、8月6日の3810円と2点天井となって下落し、8月26日に3380円まで押し目を入れ、9月14日に3845円の年初来高値更新となりました。ここをピークに短期の下降トレンド(C)に転換しました。この中で11月30日に2963円まで大幅下落となり、今年の2月9日に3375円の戻り高値をつけ、ここから8月9日に2831円まで下げ、4月27日に2898円と2点底をつけて、ゆるやかな上昇トレンド(D)となって下降トレンド(C)を上にぬけています。
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