2022年度内閣府デジタル田園都市国家構想交付金事業
である「水環境デジタル監視業務」におけるデータプラットフォームの構築が完了し、2023年度以降、三島市内の河川監視及び情報配信や観光スポットのPRなどを実施していく。
同社は、2020年1月に三島市と「ICTを活用したまちづくりに関する協定」を締結し、以降、行政におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に向けて取り組みを進めてきた。
今年度は、これまでに構築を進めてきた河川水位監視システムを大幅に拡張した「水管理総合プラットフォーム」を構築した。
同プラットフォームの稼働により、国土交通省や静岡県が保有する河川カメラや水位計を含む、三島市内33ヶ所の50デバイスから収集した水に関するデータ(水位・流量・水質など)を統合して管理・運用していく。
同事業では、従来の河川水位の映像やデータの配信だけではなく、AIによる水位予測を実装した、市民に早期に情報を告知することが可能なシステムの構築とともに、誰でも気軽にアクセスすることができるWEBページを作成し、観光スポットのPRにも活用していく。
今後、蓄積したビッグデータのスマートシティとの連携など、水に関する様々なデータを利活用していくことで、三島市市民の生活に役立てていくとしている。
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