「ドラッグストア」が18位、インバウンドに加え花粉症対策関連の側面も<注目テーマ>
1 円高メリット
2 防衛
3 金利上昇メリット
4 原子力発電
5 半導体
6 地方銀行
7 2022年のIPO
8 銀行
9 インバウンド
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドラッグストア」が18位となっている。
中国政府は27日、これまで原則禁止としていた中国人の海外旅行を解禁する方針を発表した。来年1月8日から申請手続きを再開する。直近では中国本土へ入国する際の隔離措置を撤廃することも明らかにしており、ここにきて中国の「ゼロコロナ」政策の緩和姿勢が鮮明となっている。これを受け、東京市場ではインバウンド関連株に改めてスポットが当たっている。
同関連の一角として、ドラッグストア株の注目度も増しているようだ。中国では日本の風邪薬など医薬品が「神薬」と呼ばれ、絶大な人気を誇っているという。来月下旬の春節前後を境に中国人の訪日観光客が増加することが見込まれるなか、医薬品を販売するドラッグストアに中国人客が押し寄せるかつての光景が再び多くみられるようになるかもしれない。
他方で、国内では来年春のスギ花粉の飛散量がここ10年で最多となる見通しにあることが話題を呼んでいる。ドラッグストア株は今後、花粉症対策関連の側面でも関心を集めることになりそうだ。関連主力どころのマツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>やウエルシアホールディングス<3141.T>、ツルハホールディングス<3391.T>、サンドラッグ<9989.T>、スギホールディングス<7649.T>などをマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
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