決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … オンコリス、ＭＣＪ、アドウェイズ (11月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月31日から1日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　日精鉱 <5729>
　20年3月期の連結経常利益を従来予想の9.2億円→3.6億円(前期は12.2億円)に60.9％下方修正し、減益率が24.7％減→70.5％減に拡大する見通しとなった。

▲No.3　サンユウ <5697>
　20年3月期の連結経常利益を従来予想の7億8000万円→6億5000万円(前期は6億9900万円)に16.7％下方修正し、一転して7.0％減益見通しとなった。

▲No.6　データアプリ <3848>
　20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比53.2％減の1億3100万円に大きく落ち込み、通期計画の5億8500万円に対する進捗率は22.4％にとどまり、5年平均の52.3％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2693> ＹＫＴ 　　　　ＪＱ 　 -11.00 　 11/ 1　　　3Q　　　 12.85
<5729> 日精鉱 　　　　東２　　 -7.80 　 11/ 1　　上期　　　-85.67
<5697> サンユウ 　　　東２　　 -7.14 　 11/ 1　　上期　　　 13.98
<1728> ミサワ中国 　　ＪＱ　　 -4.89 　 11/ 1　　上期　　　　黒転
<5287> イトヨーギョ 　東２　　 -4.56 　 11/ 1　　上期　　　　黒転

<3848> データアプリ 　ＪＱ　　 -3.68 　 11/ 1　　上期　　　-53.21
<3841> ジーダット 　　ＪＱ　　 -3.21 　 11/ 1　　上期　　　128.13
<2489> アドウェイズ 　東Ｍ　　 -2.96 　 11/ 1　　上期　　　　赤転
<3997> Ｔワークス 　　ＪＱ　　 -2.85 　 11/ 1　　　3Q　　　　赤転
<4316> ビーマップ 　　ＪＱ　　 -2.47 　 11/ 1　　上期　　　　黒転

<9959> アシードＨＤ 　東２　　 -1.98 　 11/ 1　　上期　　　 10.44
<8256> プロルート 　　ＪＱ　　 -1.71 　 11/ 1　　上期　　　　赤拡
<6307> サンセイ 　　　東２　　 -1.70 　 11/ 1　　上期　　　-55.43
<6495> 宮入バ 　　　　東２　　 -1.59 　 11/ 1　　上期　　　　黒転
<6322> タクミナ 　　　東２　　 -1.57 　 11/ 1　　上期　　　-18.90

<3663> アートＳＨＤ 　東２　　 -1.40 　 11/ 1　　　3Q　　　-36.45
<3125> 内外綿 　　　　東２　　 -1.29 　 11/ 1　　上期　　　　赤転
<7938> リーガル 　　　ＪＱ　　 -1.03 　 11/ 1　　上期　　　　赤転
<6930> 日本アンテナ 　ＪＱ　　 -0.88 　 11/ 1　　上期　　　 73.20
<9853> 銀座ルノア 　　ＪＱ　　 -0.86 　 11/ 1　　上期　　　 85.71

<9878> セキド 　　　　東２　　 -0.61 　 11/ 1　　上期　　　　赤縮
<6670> ＭＣＪ 　　　　東２　　 -0.56 　 11/ 1　　上期　　　 50.00
<4588> オンコリス 　　東Ｍ　　 -0.55 　 11/ 1　　　3Q　　　　赤縮
<4364> マナック 　　　東２　　 -0.36 　 11/ 1　　上期　　　 53.85
<6026> ＧＭＯテック 　東Ｍ　　 -0.25 　 11/ 1　　　3Q　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース