「インバウンド」が3位にランク、10月の訪日客数17.6%増ながら懸念材料も<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が3位となっている。
日本政府観光局(JNTO)は18日、10月の訪日外客数(推計値)が前年同月比17.6%増の389万6300人になったと発表。10月としては昨年の331万2193人が過去最高だったが、それを58万人以上上回り同月過去最高を更新した。
JNTOによると、10月は紅葉シーズンの始まりを迎え、欧米豪・中東を中心に訪日需要が高まる時期であるほか、東アジアでは連休にあわせた訪日需要がみられたことなどにより、東アジアでは韓国、東南アジアではインドネシア、欧米豪では米国を中心に訪日外客数が増加したことが同月の押し上げ要因になったという。
中国からの訪日外客数も伸びているが、中国外務省が14日に中国国民に対して日本への渡航を当面控えるよう注意喚起したことが懸念材料。これは高市早苗首相の台湾有事を巡る発言を受けたもので、インバウンド消費に悪影響をもたらす可能性がある。
なお、主なインバウンド関連としては三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>などの百貨店株、ワシントンホテル<4691.T>などのホテル株、日本航空<9201.T>などの空運株、JR東日本<9020.T>などの鉄道株が挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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