決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ビットワンＧ、アンファク、ＩＧポート (1月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月10日から11日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ビットワンＧ <2338>
　19年2月期の連結最終損益を従来予想の7500万円の黒字→9億1000万円の赤字(前期は5億1800万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　ラピーヌ <8143>
　19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は6100万円の赤字(前年同期は4億4100万円の黒字)に転落した。

▲No.4　アクアライン <6173>
　19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比39.7％減の1億2000万円に落ち込み、通期計画の3億8300万円に対する進捗率は31.3％にとどまり、3年平均の49.7％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2338> ビットワンＧ 　東２ 　 -22.20 　　1/11　　　3Q　　　　赤拡
<8143> ラピーヌ 　　　東２ 　 -14.52 　　1/11　　　3Q　　　　赤転
<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｍ 　 -13.95 　　1/11　　　1Q　　　　　－
<6173> アクアライン 　東Ｍ 　 -13.74 　　1/11　　　3Q　　　-39.70
<7603> マックハウス 　ＪＱ 　 -11.42 　　1/11　　　3Q　　　　赤転

<4760> ＡＬＰＨＡ 　　ＪＱ 　 -10.27 　　1/11　　　1Q　　　-37.23
<1401> エムビーエス 　東Ｍ　　 -8.56 　　1/11　　上期　　　 -1.59
<9978> 文教堂ＧＨＤ 　ＪＱ　　 -8.16 　　1/11　　　1Q　　　　赤拡
<3935> エディア 　　　東Ｍ　　 -8.09 　　1/11　　　3Q　　　　赤拡
<3192> 白鳩 　　　　　ＪＱ　　 -5.79 　　1/11　　　1Q　　　-83.95

<6492> 岡野バ 　　　　東２　　 -5.54 　　1/11　本決算　　　　　－
<6558> クックビズ 　　東Ｍ　　 -5.50 　　1/11　本決算　　　 49.64
<9270> ＳＯＵ 　　　　東Ｍ　　 -5.32 　　1/11　　　1Q　　　　4.33
<3558> ロコンド 　　　東Ｍ　　 -2.93 　　1/11　　　3Q　　　　赤転
<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ　　 -2.85 　　1/11　　上期　　　　赤転

<6567> セリオ 　　　　東Ｍ　　 -2.79 　　1/11　　上期　　　-42.62
<1434> ＪＥＳＣＯ 　　東２　　 -2.41 　　1/11　　　1Q　　　　黒転
<7713> シグマ光機 　　ＪＱ　　 -2.14 　　1/11　　上期　　　　4.87
<5982> マルゼン 　　　東２　　 -1.89 　　1/11　　　3Q　　　　2.67
<3094> スーパーＶ 　　ＪＱ　　 -1.69 　　1/11　　　3Q　　　　赤転

<5967> ＴＯＮＥ 　　　東２　　 -1.46 　　1/11　　上期　　　　0.21
<2706> ブロッコリー 　ＪＱ　　 -1.15 　　1/11　　　3Q　　　 65.17
<4317> レイ 　　　　　ＪＱ　　 -0.65 　　1/11　　　3Q　　　 -3.60
<7928> 旭化学 　　　　ＪＱ　　 -0.50 　　1/11　　　1Q　　　 70.73
<7035> アンファク 　　東Ｍ　　 -0.38 　　1/11　　　1Q　　　　　－

<9835> ジュンテン 　　東２　　 -0.18 　　1/11　　　3Q　　　-28.18

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース