当中間連結会計期間の業績は、サンモールの売上を今期より算入しているが、前年同期比微減となった。依然としてJV(ジェーソン・バリュー)商品の仕入環境が厳しく、一部の商品部門を除き集荷が軟調に推移したことが減収の要因となっている。一方、収益面では、JV商品の集荷減少等により売上総利益が減少しているほか、M&A関連費用や車輌購入に伴う減価償却費など前向きな投資に係る費用の増加に加え、水道光熱費の高騰などが収益を圧迫し、前年同期比減益となった。出店状況については、3月31日(みなし取得日は5月31日)にサンモールを子会社化したことにより、群馬県沼田市の「サンモール桜町店」、「サンモール鍛治町店」、群馬県利根郡みなかみ町の「サンモール月夜野店」、「サンモール水上店」、群馬県吾妻郡高山村の「サンモール高山店」、群馬県利根郡昭和村の「サンモール昭和店」、計6店舗の運営を引き継いだ。これにより、ジェーソン直営店舗数は115店舗、サンモール店舗数は6店舗となった。同社オリジナル商品の「尚仁沢の天然水」、「はじける強炭酸水(天然水の炭酸水)」はいずれも好調な販売を維持しており、同社全体の業績に貢献している。また、尚仁沢ビバレッジにおいては、当会計期間に過去最高の生産本数を更新するなど増産体制が確立され、引き続き連結業績に大きく寄与した。なお、サンモールについては、当初計画通り管理体制の強化を推進しつつ、JV商品の供給を前倒しで実施するなど、シナジー効果の創出を加速している。
2026年2月期通期については、売上高は前期比5.7%増の299.00億円、営業利益は同23.9%減の4.10億円、経常利益は同23.3%減の4.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同33.4%減の2.30億円とする7月14日に修正した連結業績予想を据え置いている。
<AK>
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