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2024/08/20 - あいHD(3076) の関連ニュース。 さくらインターネット<3778.T>=物色の矛先向かいストップ高。独立系のデータセンター運営大手でクラウドサービスを収益の主柱としているが、経済産業省からクラウド基盤の整備を目的とした「クラウドプログラム」の供給確保計画で認定を受けるなど、生成AI開発の基盤づくりで国策関連の一角として存在感を示している。株価は今年3月初旬に1万980円の上場来高値を形成後に下降トレンド入りし、8月上旬には2300円前後まで水準を切り下げていた。しかし、追い証発生に伴う投げが出たことで信用買い残が急減、株式需給面での足かせが外れ、目先は急速にリバウンド局面へと移行している。前日の米国株市場では

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<動意株・20日>(大引け)=さくらネット、コメ兵HD、セキュアなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/20 15:10
<動意株・20日>(大引け)=さくらネット、コメ兵HD、セキュアなど  さくらインターネット<3778.T>=物色の矛先向かいストップ高。独立系のデータセンター運営大手でクラウドサービスを収益の主柱としているが、経済産業省からクラウド基盤の整備を目的とした「クラウドプログラム」の供給確保計画で認定を受けるなど、生成AI開発の基盤づくりで国策関連の一角として存在感を示している。株価は今年3月初旬に1万980円の上場来高値を形成後に下降トレンド入りし、8月上旬には2300円前後まで水準を切り下げていた。しかし、追い証発生に伴う投げが出たことで信用買い残が急減、株式需給面での足かせが外れ、目先は急速にリバウンド局面へと移行している。前日の米国株市場ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>がサーバー企業の買収を材料視され大幅高に買われたが、米大手IT企業間においても生成AI市場の拡大に伴うAIサーバーの増設需要が改めて意識され、経営戦略の方向性に影響を与えている。東京市場にもそのコンセプトが伝播し、AIサーバーの周辺企業を物色する流れが形成されており、シンボルストックである同社株の株価見直しにつながっているもようだ。

 コメ兵ホールディングス<2780.T>=急伸し4000円台乗せ。きょう午前11時、7月度の月次業績について発表した。グループ企業のコメ兵の売上高は前年同月比40.7%増の84億8300万円と大幅増収となり、伸び率は6月の25.9%を上回った。業況を評価した買いを誘う形となったようだ。グループ全体のブランド・ファッション事業の売上高は119億2800万円、個人買取額は65億3300万円とともに6月の水準を上回った。国内では買取専門店5店舗を新規に出店。海外では買取併設店を香港に1店舗出店した。売上高、個人買取額ともに計画を上回り、好調に推移しているという。

 セキュア<4264.T>=大幅反発。19日の取引終了後、イオンモール<8905.T>と協働で、完全レジレス・無人店舗の実証実験を実施すると発表しており、好材料視されている。今回の実証実験は、ショッピングモール内で無人店舗を営業することで、完全レジレスの買い物を広く利用客に体験してもらい、その有効性についての検証も行うというもの。イオンモール羽生2階の232区画で今秋から1年間の期間で実施する予定で、セキュアのレジレス無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」の技術を活用して実証実験を行うとしている。

 あい ホールディングス<3076.T>=切り返し急で新高値。19日取引終了後に25年6月期連結決算を発表。売上高が前期比36.5%増の680億円、純利益が同13.5%増の178億500万円とともに過去最高を更新する見通しを示しており、これを好感した買いが入っている。配当予想は前期比同額の90円とした。同時に発表した24年6月期決算は売上高が前の期比7.4%増の498億1200万円、純利益が同90.2%増の156億8100万円だった。主力のセキュリティー機器が堅調に推移し全体を牽引した。岩崎通信機<6704.T>の株式を取得して持ち分法を適用したことに伴い、負ののれん相当額を持ち分法による投資利益に含めて計上したことも利益面で大きく寄与した。

 クルーズ<2138.T>=大幅高。前日は利益確定売りに5%近い下げをみせたものの、それまで8連騰を記録するなど戻りトレンドを鮮明としていた。きょうは再び投資資金が還流している。前日、取引終了後に新作ブロックチェーンゲーム「エルゴスム」の事前登録者数が20万人を突破したことを発表、これが株価の刺激材料となっている。株式需給面では信用買い残の整理が進捗しており、直近8月9日現在の東証信用残が70万株と年初と比較して半分以下に減少しており上値の軽さが意識されているようだ。

 エアトリ<6191.T>=急反発。同社は航空券予約サイトを運営し投資事業なども手掛ける。また、子会社を通じてインバウンドプラットフォームを運営し、訪日旅行事業にも展開しており、ここ急増する訪日外国人観光客の需要を取り込んでいる。そうしたなか、19日取引終了後、Growth AI Platform「AIMSTAR」の開発・提供を手掛ける統合AIプラットフォームカンパニーであるGROWTH VERSE(東京都豊島区)と資本・業務提携することを発表、これに伴う業容拡大効果に期待した買いを呼びこんでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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