ダイヤモンドＤが大幅続伸、設備投資の精査奏功し１７年２月期営業利益予想を上方修正

　ダイヤモンドダイニング<3073.T>が大幅続伸し昨年来高値を更新している。前週末１３日の取引終了後、１７年２月期の連結業績予想について、営業利益を１２億５１００万円から１４億８７００万円（前期比５６．１％増）へ、純利益を３億２００万円から５億５０００万円（前期２億６２００万円の赤字）へ上方修正したことが好感されている。

　新規出店数は計画を下回っているものの、既存店売上高が計画を上回っていることから、売上高は３０６億３２００万円（同２．７％増）の従来予想を据え置いたが、新規出店を含む設備投資の精査を行ったほか、水道光熱費や修繕費などの抑制に努めたことで、利益は上振れが見込まれるとしている。

　同時に発表した第３四半期累計（１６年３～１１月）決算は、売上高２２３億７００万円（前年同期比２．５％増）、営業利益８億９９００万円（同３．３倍）、最終損益５億２４００万円の黒字（前年同期２億５８００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）