決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … モノタロウ、コナミＧ、ＪＶＣケンウ (8月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＪＶＣケンウ <6632>
　25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比58.3％増の55億円に拡大し、通期計画の125億円に対する進捗率は44.0％となり、5年平均の48.1％とほぼ同水準だった。

★No.2　モノタロウ <3064>
　24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比15.1％増の178億円に伸びたが、通期計画の358億円に対する進捗率は49.9％となり、5年平均の48.9％とほぼ同水準だった。

★No.3　北越メ <5446>
　25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比22.3％増の1.8億円に伸び、4-9月期(上期)計画の2.5億円に対する進捗率は72.4％に達し、5年平均の43.5％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6632> ＪＶＣケンウ 　東Ｐ　　 +8.72 　　8/ 1　　　1Q　　　 42.62
<3064> モノタロウ 　　東Ｐ　　 +2.79 　　8/ 1　　上期　　　 15.09
<5446> 北越メ 　　　　東Ｓ　　 +1.88 　　8/ 1　　　1Q　　　 22.30
<2282> 日ハム 　　　　東Ｐ　　 +1.55 　　8/ 1　　　1Q　　　　5.43
<7162> アストマクス 　東Ｓ　　 +1.49 　　8/ 1　　　1Q　　 1245.83

<9766> コナミＧ 　　　東Ｐ　　 +0.09 　　8/ 1　　　1Q　　　 44.32

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース