ほくたけ、前期経常を一転27％増益に上方修正

　ほくやく・竹山ホールディングス <3055> [札証] が5月12日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の25億円→34.1億円(前の期は26.9億円)に36.4％上方修正し、一転して26.7％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.3億円→20.4億円(前年同期は14.7億円)に80.5％増額し、一転して38.8％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年3月期におきまして、医薬品卸売事業を始めとして新型コロナウイルス感染拡大防止のための受診抑制や営業活動制限などの影響を大きく受け、依然として厳しい市場環境となりましたが、下半期頃から受診抑制の回復傾向も見られるようになったことと、新型コロナワクチンの配送受託料の売上計上などもあり、売上・利益が予想を上回りました。また、医療機器卸売事業におきまして、病院移転などに伴う大型医療機器の前倒しでの受注や、新型コロナウイルス補正予算の申請期間延長等の影響もあり、感染症関連機器などの売上が予想を上回ることとなりました。その結果、すべての利益段階において前回予想数値を上回る見込みとなりました。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在における入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合がございます。