―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月30日から3月31日の決算発表を経て4月1日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 スターマイカ <2975>
22年11月期の連結経常利益を従来予想の40.7億円→49.1億円(前期は36.8億円)に20.8%上方修正し、増益率が10.4%増→33.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 セキチュー <9976>
22年2月期の経常利益(非連結)は前の期比36.9%減の6.4億円に落ち込んだが、23年2月期は前期比0.6%増の6.5億円に伸びる見通しとなった。
★No.3 日本プロセス <9651>
22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比2.7%増の5.7億円となり、通期計画の7.4億円に対する進捗率は77.6%に達し、5年平均の72.3%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<2975> スターマイカ 東1 +21.68 3/31 1Q 102.59
<9976> セキチュー JQ +4.63 3/31 本決算 0.62
<9651> 日本プロセス JQ +0.52 3/31 3Q 2.66
<3035> KTK JQ +0.28 3/31 上期 -27.17
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4月1日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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