―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 アールプラン <2983>
24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比49.5%減の1.5億円に落ち込み、通期計画の6億円に対する進捗率は26.2%にとどまり、さらに前年同期の61.5%も下回った。
▲No.2 スバル <9632>
24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比14.2%減の26.7億円に減ったが、通期計画の43.8億円に対する進捗率は60.9%となり、5年平均の61.8%とほぼ同水準だった。
▲No.3 トップカルチ <7640>
23年10月期第3四半期累計(22年11月-23年7月)の連結最終損益は5億7700万円の赤字(前年同期は4300万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2983> アールプラン 東G -9.08 9/ 7 上期 -49.52
<9632> スバル 東S -3.22 9/ 7 上期 -14.20
<7640> トップカルチ 東S -1.06 9/ 7 3Q 赤転
<7196> Casa 東P -0.11 9/ 7 上期 -65.21
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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