「水産」が21位にランクイン、処理水の海洋放出による業績への影響を警戒<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水産」が21位にランクインしている。
東京電力ホールディングス<9501.T>子会社の東京電力が24日、福島第一原子力発電所に溜まったトリチウムなどの放射性物質を含む処理水の海洋放出を開始した。海洋放出される処理水は、国やIAEA(国際原子力機関)が現地視察などを行った上で、安全基準に合致していると判断したものだが、風評被害による水産物の需要の減少や価格の下落などにつながるとの懸念もあり、水産関連各社の業績への影響も懸念されている。これがテーマとしての「水産」への関心につながっているようだ。
処理水の海洋放出を受けて、中国税関総署は24日、日本産の水産物の輸入を24日から全面的に停止しており、これも懸念材料となっている。この日は、傘下に水産関連企業を持つヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>が急落しているほか、水産大手のニッスイ<1332.T>も下落。水産品と漁網などを手掛けるニチモウ<8091.T>も安い。半面、STIフードホールディングス<2932.T>、紀文食品<2933.T>はしっかり。
出所:MINKABU PRESS
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