―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月14日から15日の決算発表を経て19日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ベクトル <6058>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比28.7%増の14.8億円に伸び、3-8月期(上期)計画の20.2億円に対する進捗率は73.6%に達し、5年平均の41.4%も上回った。
★No.2 日本国土開発 <1887>
22年5月期の連結経常利益は前の期比20.7%減の83.9億円になったが、23年5月期は前期比8.4%増の91億円に伸びる見通しとなった。
★No.4 ドトル日レス <3087>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は12億円の黒字(前年同期は2億円の赤字)に浮上し、通期計画の22.7億円に対する進捗率は53.0%に達し、5年平均の29.1%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6058> ベクトル 東P +13.76 7/15 1Q 28.74
<1887> 日本国土開発 東P +12.43 7/15 本決算 8.36
<2930> 北の達人 東P +12.20 7/15 1Q -5.64
<3087> ドトル日レス 東P +1.83 7/15 1Q 黒転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした19日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。
株探ニュース
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