なとり、前期経常を28％上方修正・5期ぶり最高益更新へ

　なとり <2922> が4月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の19.5億円→24.9億円(前の期は16.3億円)に27.7％上方修正し、増益率が19.3％増→52.3％増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.3億円→14.7億円(前年同期は9.4億円)に57.6％増額し、一転して57.0％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期の業績は、売上面においては、コロナ禍が続く中、市場環境に対応した製品の導入が好調に進んだことに加え、巣ごもり需要もあり、前回予想を上回る見通しとなりました。利益面においては、売上増やプロダクトミックスの改善、工場の稼働率増加による原価低減、コストコントロール等の諸施策により、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を大幅に上回る見通しとなりました。　この結果、通期の業績予想を上記の通り修正いたします。　なお、上記の修正予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであります。今後、様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。