アルフレッサ、前期経常を5％上方修正、配当も1円増額

　アルフレッサ　ホールディングス <2784> [東証Ｐ] が4月30日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の380億円→400億円(前の期は328億円)に5.3％上方修正し、増益率が15.7％増→21.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の207億円→227億円(前年同期は213億円)に9.7％増額し、一転して6.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の69円→70円(前の期は57円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年3月期の連結業績において、売上総利益率の改善に取り組んだことなどにより、4事業セグメントとも営業利益および経常利益は前回予想を上回る見込みとなりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益については、上記理由に加えて、政策保有株式の縮減を推進する中で投資有価証券の売却により特別利益が増加することとなったため、前回予想を大きく上回る見込みとなりました。＊上記の予想は、本資料の発表日時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって本予想数値と異なる場合があります。

　　当社の配当政策は、連結業績を基準に、財務体質の強化や経営基盤の安定性、および将来の事業展開等を総合的に考慮し、連結純資産配当率（ＤＯＥ）2.4％以上を目途に決定することを基本方針としております。通期連結業績予想の修正に伴い、2024年3月期の期末配当を前回予想の1株当たり35円から1円増配し、36円（うち当社設立20周年記念配当5円）にすることといたしました。＊上記の予想は、本資料の発表日時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって本予想数値と異なる場合があります。