―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 川崎地質 <4673>
21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の経常損益(非連結)は2.3億円の黒字(前年同期は1.3億円の赤字)に浮上し、12-5月期(上期)計画の2.5億円に対する進捗率は92.0%となった。
★No.2 アズ企画設計 <3490>
21年2月期の経常利益(非連結)は前の期比97.9%減の100万円に落ち込んだが、22年2月期は前期比162倍の1億6200万円に急拡大する見通しとなった。
★No.3 マネフォ <3994>
21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結経常損益は0.7億円の黒字(前年同期は6.6億円の赤字)に浮上し、通期計画の10.6億円の赤字をすでに上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4673> 川崎地質 JQ +26.04 4/13 1Q 黒転
<3490> アズ企画設計 JQ +13.87 4/13 本決算 16100.00
<3994> マネフォ 東M +13.81 4/13 1Q 黒転
<3967> エルテス 東M +12.50 4/13 本決算 黒転
<4015> アララ 東M +4.47 4/13 上期 -
<3177> ありがとうS JQ +2.87 4/13 本決算 8.48
<4616> 川上塗 東2 +2.05 4/13 1Q 38.10
<2736> フェスタリア JQ +0.61 4/13 上期 黒転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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