ワッツ、前期経常を62％上方修正

　ワッツ <2735> [東証Ｐ] が10月4日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年8月期の連結経常利益を従来予想の4億円→6.4億円(前の期は11.4億円)に62.0％上方修正し、減益率が65.2％減→43.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.3億円→3.7億円(前年同期は4.7億円)に2.9倍増額し、減益率が72.3％減→19.6％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期の連結業績につきましては、2023年１月以降軟調に推移していた100円ショップ既存店売上高が7月以降想定より持ち直してきており、その結果、売上高は計画を上回る見込みであります。また、100円以外の商品の販売が堅調に推移し、原価率低減に寄与したことで、売上総利益についても想定を上回る見込みであります。販売費及び一般管理費については、光熱費をはじめ、全体的に計画内に抑えられたことで、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益についても業績予想を上回る見込みであります。注）業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって業績予想値と異なる場合があります。