ＹＫＴ、前期経常を20％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　ＹＫＴ <2693> [東証Ｓ] が1月27日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の10億円→12億円(前の期は6.3億円)に20.0％上方修正し、増益率が57.7％増→89.3％増に拡大し、従来の22期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.4億円→6.4億円(前年同期は5.4億円)に45.1％増額し、一転して17.3％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→8円(前の期は5円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　前回の業績予想発表日（2022年11月4日）時点では、電子機器の輸出取引において、船積スケジュールが未確定で、売上計上時期を見通せないものがありました。その後、期末にかけ順調に売上計上が実現したことにより、連結売上高は前回予想額を上回り22,000百万円となる見込みです。利益面でも売上総利益の増加により、営業利益は1,000百万円、経常利益は1,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は850百万円と前回予想額を上回る見込みです。

　2022年12月期の期末配当予想につきましては、当期の経営成績、財政状態等を勘案し、1株当たり3円増配し、8円とすることといたしました。なお、上記の予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しており、実際は今後起こりうる様々な要因により異なる可能性があります。