1. 中期経営計画の概要
高千穂交易<2676>では、2023年3月期を初年度、2025年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進している。中期スローガンとして「創造へのチャレンジ~Toward 100th anniversary ニューノーマル時代における新たな価値創造へ~」を掲げ、新たな「資本戦略」「事業戦略」「ガバナンス」を推進することで、株主価値の向上を実現する。
(1) 資本戦略
資本収益性とバランスシート改善のため、自己資本を積み増さないことを基本方針とし、ROE3期平均8%を達成するまでは配当性向100%を継続する。また資本コスト抑制のために有利子負債の活用も検討する。
(2) 事業戦略
新たな事業変革に向けた成長戦略として、「ロイヤルカスタマー戦略の推進・深化」「サービスビジネスの成長」「将来のコア事業の創出」を推進していく。さらに経営基盤の強化、3年間で総額30億円の戦略投資枠の設定(主に経営基盤強化に4億円、M&Aを含めて新商品や新サービスの開発に26億円を予定)を行っている。
(3) ガバナンス
投資委員会を設置し、実行時の監督・審査・モニタリング機能を強化する。指名・報酬委員会を設置し、公正性・客観性・透明性を確保した報酬体系を推進する。役員報酬に資本効率性のKPIを定め、株主目線での経営を推進する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<AS>
この銘柄の最新ニュース
高千穂交易のニュース一覧- 万引き行動検知システム「veesion」が日本万引防止システム協会の「推薦製品」に認定 2025/03/06
- 高千穂交易、スマートオフィスを実現するクラウドサービス「Cloom」の新機能を提供開始 2025/03/04
- <02月06日の25日・75日移動平均線ゴールデンクロス銘柄> 2025/02/07
- 前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?― 2025/02/06
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 三菱UFJ、川崎汽、任天堂 (2月4日発表分) 2025/02/05
マーケットニュース
-
来週の株式相場に向けて=「中銀ウィーク」に突入、いったん反発試す局面か (03/14)
-
東京株式(大引け)=263円高と反発、円安追い風に3万7000円台回復 (03/14)
- 14日香港・ハンセン指数=終値23959.98(+497.33) (03/14)
- 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル買戻し継続も米減速に警戒 (03/14)
おすすめ条件でスクリーニング
高千穂交易の取引履歴を振り返りませんか?
高千穂交易の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。