決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ビットワンＧ、ＡＮＡＰ、シーズメン (4月10日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月9日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ウッドＦ <8886>
　19年5月期の連結経常利益を従来予想の13億円→8.9億円(前期は10.7億円)に31.5％下方修正し、一転して17.4％減益見通しとなった。

▲No.5　ノダ <7879>
　19年11月期第1四半期(18年12月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比17.9％減の8.8億円に減り、12-5月期(上期)計画の18億円に対する進捗率は48.9％となり、5年平均の51.4％とほぼ同水準だった。

▲No.7　ＡＮＡＰ <3189>
　19年8月期第2四半期累計(18年9月-19年2月)の連結経常損益は1000万円の赤字(前年同期非連結は9300万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3083> シーズメン 　　ＪＱ 　 -11.06 　　4/10　本決算　　　309.09
<8886> ウッドＦ 　　　ＪＱ　　 -5.97 　　4/10　　　3Q　　　-28.47
<9876> コックス 　　　ＪＱ　　 -5.17 　　4/10　本決算　　　　黒転
<3045> カワサキ 　　　東２　　 -2.60 　　4/10　　上期　　　 65.45
<7879> ノダ 　　　　　東２　　 -2.56 　　4/10　　　1Q　　　-17.89

<2653> イオン九州 　　ＪＱ　　 -2.10 　　4/10　本決算　　　 35.14
<3189> ＡＮＡＰ 　　　ＪＱ　　 -1.65 　　4/10　　上期　　　　赤転
<2338> ビットワンＧ 　東２　　 -1.33 　　4/10　本決算　　　　赤縮
<8198> ＭＶ東海 　　　東２　　 -1.26 　　4/10　本決算　　　 37.38
<3063> Ｊグループ 　　東Ｍ　　 -1.22 　　4/10　本決算　　　866.67

<3670> 協立情報通信 　ＪＱ　　 -1.11 　　4/10　本決算　　　　2.01
<9846> 天満屋ス 　　　東２　　 -0.90 　　4/10　本決算　　　　1.25
<7465> ＭＶ北海道 　　ＪＱ　　 -0.85 　　4/10　本決算　　　 22.04
<8287> ＭＶ西日本 　　東２　　 -0.70 　　4/10　本決算　　　136.67
<2294> 柿安本店 　　　ＪＱ　　 -0.19 　　4/10　本決算　　　　7.79

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース