■注目銘柄:【売り】宝ホールディングス㈱(2531)
■注目理由
1月30日に決算を発表。
平成29年3月期第3四半期(平成28年4月1日~平成28年12月31日)の業績は、売上高+1.2%と増収、経常利益は+23.4%と増益に着地。
併せて、通期の同利益を従来予想の133億円から138億円(前期は128億円)に3.8%上方修正、増益率が+3.6%から+7.5%に拡大する見通しとなっており好調だ。
一方で同社株を3月末に購入し4月末に売却した場合の成績を調べてみたところ、1990年3月から2017年2月までで勝率は37.04%、平均損益率は-1.50%となった。
勝率が50%を割り込み、平均損益率もマイナスだったことから、同社株は4月株式市場において下がりやすい傾向があると言える。
今の時期に同社株を購入検討している方は、あらかじめ注意しておく必要があるだろう。
空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。