―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 バイク王 <3377>
23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比83.2%減の1億円に大きく落ち込み、12-5月期(上期)計画の10.8億円に対する進捗率は9.7%にとどまり、さらに前年同期の45.8%も下回った。
▲No.3 平和堂 <8276>
23年2月期の連結経常利益は前の期比22.9%減の130億円になり、24年2月期も前期比38.8%減の80億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.4 エスプール <2471>
23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比31.9%減の4.5億円に落ち込み、12-5月期(上期)計画の13.9億円に対する進捗率は32.5%にとどまり、5年平均の35.7%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3377> バイク王 東S -12.02 4/ 4 1Q -83.20
<2685> アダストリア 東P -5.87 4/ 4 本決算 16.41
<8276> 平和堂 東P -5.24 4/ 4 本決算 -38.79
<2471> エスプール 東P -2.80 4/ 4 1Q -31.93
<3549> クスリアオキ 東P -1.48 4/ 4 3Q 41.55
<2493> イーサポート 東S -0.77 4/ 4 1Q 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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