＜みんかぶ・個人投資家の予想から＞＝「売り予想数上昇」５位に日本サード

　「みんなの株式」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」の１０日午前１０時現在で、日本サード・パーティ<2488.T>が「売り予想数上昇」５位となっている。

　１０日の東京株式市場で、日本サードの株価は３日続落。東証が６日、日本サード株を１０日から信用取引の日々公表銘柄に指定すると発表した。信用取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方から売りが優勢となっている。

　日本サードは、米半導体メーカーのＮＶＩＤＩＡ社と総括サポート契約を締結し、ディープラーニング（深層学習）システム「ＤＧＸ－１」の保守サポートを行っているが、昨年末に米ＮＶＩＤＩＡ社の時価総額が最近１年間で３．６倍に増えたと一部メディアが報じており、これを期待材料として、日本サードの株価は年末年始に掛けて急上昇をみせていた。

　なお、ＮＶＩＤＩＡ社は、コンピュータのグラフィックス処理や演算処理の高速化を主な目的とするＧＰＵ（グラフィックス・プロセッシング・ユニット）を開発し販売している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）