―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月3日から6日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アイル <3854>
21年7月期の連結経常利益は前の期比8.2%増の18.5億円になり、従来予想の16.2億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。
★No.2 ACCESS <4813>
22年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常損益は13.3億円の赤字(前年同期は16.9億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
★No.4 日本ハウス <1873>
21年10月期第3四半期累計(20年11月-21年7月)の連結経常損益は1.3億円の黒字(前年同期は5億円の赤字)に浮上したが、通期計画の16.5億円に対する進捗率は8.4%にとどまり、5年平均の12.1%も下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3854> アイル 東1 +14.80 9/ 6 本決算 9.16
<4813> ACCESS 東1 +7.82 9/ 6 上期 赤縮
<7856> 萩原工業 東1 +3.52 9/ 6 3Q -8.74
<1873> 日本ハウス 東1 +2.80 9/ 6 3Q 黒転
<2929> ファーマF 東1 +2.73 9/ 6 本決算 0.36
<2438> アスカネット 東M +0.57 9/ 6 1Q -
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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