【売り】㈱アスカネット（2438）AIプレート搭載技術の紹介を好材料に急上昇。そろそろ利益確定売り優勢の可能性も= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱アスカネット（2438）

デジタル写真加工サービス、及びフォトブックデザイン・作成サービス及び光学表示用ディバイスの製造販売を行う企業。

■注目理由
12月9日に決算を発表。
平成29年4月期第2四半期（平成28年5月1日～平成28年10月31日）の業績は、前年同期比で売上高+4.7％、経常損益は+17.0％で増収増益に着地。
通期計画に対する進捗率は5年平均の38.7％をやや上回る39.0％となっており、好調だ。

一方でチャートを見ると、株価は12日から大幅上昇しており、13日はストップ高となる1624円をつけた。
米ラスベガスで開催された家電見本市CES2017のBMW社ブースで、同社のAIプレートを搭載した「HoloActive Touch」が発表されたが、この体感リポートを自社HPで紹介したことが買い集中につながった模様だ。（出典：2017年1月12日　フィスコ）
値動きが速く過熱気味であり、そろそろ利益確定が先行する可能性も考えられる。
空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。
また1月12日終値時点でPERは40.21倍、PBRは5.24倍となっており、業種平均と比べて割高感がある。
今から追いかけ買いするのは危険か。