チャート妙味アリ。
同社とフィスコグループは、既にフィスコ仮想通貨取引所への資本参加や、次なるブロックチェーンプラットフォーム構築に向けて業務提携契約を締結しているが、今回の提携により、美術品オークションが主力事業である同社グループと金融及び経済コンテンツのオンライン配信に強いフィスコグループの強みを持ち寄り、更なる事業シナジーを創出するところに狙いがある。
これにより、同社は高額品市場に関する情報の拡散、オークションの知名度向上、並びに参加者の増加などを図りつつ、レジストアートの収益獲得機会を増やすことにつなげることが可能となり、フィスコはオンライン配信コンテンツの強化及び拡充を図ることができることになる。
直近に発表された19年5月期第3四半期累計の連結経常損益は、赤字幅が縮小。
オークション関連その他事業については、当期間は大型案件の成約があり、前年同期比較で、取扱高、売上高は共に約130%増と大幅に増加した。
また、マイクロファイナンス事業においても、当初赤字を予想していたところであったが、黒字での着地が見えてきたようであり、この分野での今後の収益貢献に期待は大きい。
テクニカル面においては、しばらく240円~290円辺りのレンジ相場が続いていたが、レンジを上放れてからは高値追いの展開が継続し、底打ち感も鮮明となり上昇トレンドに転じている。
過去に相場が繰り広げられた際は業績が反映されたものではなかったが、今回は業績が伴う相場になるとするとポテンシャルは非常に高く、短期での急騰も考えられるため、トレンド転換が行われたこのタイミングは狙い目であると考える。