決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … エヌピーシー、ナルミヤ、プロパスト (10月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月5日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　幸和製 <7807>
　19年2月期の連結経常損益を従来予想の1億4100万円の黒字→3億円の赤字(前期は4億5300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.5　プロパスト <3236>
　19年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比58.1％減の1.9億円に大きく落ち込み、通期計画の6.9億円に対する進捗率は5年平均の40.1％を下回る28.2％にとどまった。

▲No.6　Ｊグループ <3063>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比31.3％減の1100万円に落ち込み、通期計画の1億6000万円に対する進捗率は6.9％にとどまり、さらに前年同期の10.4％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7807> 幸和製 　　　　ＪＱ 　 -12.39 　 10/ 9　　上期　　　　赤転
<9275> ナルミヤ 　　　東２ 　 -10.60 　 10/ 9　　上期　　　　　－
<2341> アルバイトＴ 　ＪＱ　　 -4.00 　 10/ 9　　上期　　　　5.00
<6255> エヌピーシー 　東Ｍ　　 -2.47 　 10/ 9　本決算　　　　7.21
<3236> プロパスト 　　ＪＱ　　 -2.26 　 10/ 9　　　1Q　　　-58.06

<3063> Ｊグループ 　　東Ｍ　　 -1.82 　 10/ 9　　上期　　　-31.25
<2408> ＫＧ情報 　　　ＪＱ　　 -1.73 　 10/ 9　　　3Q　　　-81.37

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース