公式の発表によると、ユーザーはNFTの生成、売買、発見、展示が可能となる。すべてのNFTはオンチェーンで、まずはイーサリアム基盤のNFTに対応するが、今後は他のブロックチェーンにも対応する。また、複雑さを排除したユーザーフレンドリーなインターフェースを構築することで、NFTを利用しやすくし、クリエイターのコミュニティを飛躍的に成長させるようだ。
Coinbase NFTは2021年後半に一般公開される予定で、18歳以上で米国に居住中の人がウェイティングリストに参加できる。ウェイティングリストに参加することで、プラットフォームに最初に招待され、正式なローンチ日などの最新情報を受け取ることができるようだ。同プラットフォームは将来的に他の国にも拡大するという。
バイナンスやFTXなどの大手取引所も独自のNFTマーケットプレイスを運用している。さらに今月11日には、米国版取引所FTX.USがソラナ基盤のNFTマーケットプレイスをローンチした。国内では、NFTマーケットプレイスとして仮想通貨取引所Coincheckが運営するCoincheck NFT(β版)やGMOアダム株式会社が運営するAdam byGMO(β版)が提供されている。
また、5月末にはクシム<2345>がチューリンガムとNFTマーケットプレイスの共同開発の着手を発表しており、楽天グループも22年春にNFTサービスの提供を始める計画だという。依然としてNFTの盛り上がりが続く中、各企業が今後どのようにNFT事業を展開していくかに引き続き注目が集まりそうだ。
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