ソフトフロントＨＤが一時１７％高、大洋システムテクノロジーとの資本・業務提携などを好材料視

　ソフトフロントホールディングス<2321.T>が急反発して一時、前週末比２７円（１７．５％）高の１８１円まで買われ、年初来高値にツラ合わせしている。前週末６日の取引終了後、大洋システムテクノロジー（横浜市西区）と資本・業務提携を行うとともに、第三者割当による新株式および第１０回新株予約権の発行を行うと発表。さらにマイルストーン・キャピタル・マネジメント（東京都千代田区）に対して第三者割当の第１回無担保転換社債型新株予約権付社債（ＣＢ）と第１１回新株予約権の発行を行うとあわせて発表しており、これらを好感した買いが入っている。

　大洋システムテクノロジーと共同で、ボイスコンピューティング事業を推進することが狙い。今回の第三者割当増資などで調達した差引手取り概算額１９億８５００万円については、ボイスコンピューティング事業の開発や同事業に関するＭ＆Ａなどに当てるほか、借入金の返済や運転資金などに充当するとしている。

出所：minkabuPRESS