―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の2月28日から1日の決算発表を経て4日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ハイレックス <7279>
19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比36.9%減の23.9億円に落ち込み、11-4月期(上期)計画の68.6億円に対する進捗率は34.9%にとどまり、5年平均の53.8%も下回った。
▲No.2 ピープル <7865>
19年1月期の連結経常利益は前の期比8.7%減の4.2億円に減り、3期連続減益となった。
▲No.3 ダイサン <4750>
19年4月期第3四半期累計(18年5月-19年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.3%減の3.7億円に減り、通期計画の6.5億円に対する進捗率は56.5%にとどまり、5年平均の74.5%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7279> ハイレックス 東2 -1.93 3/ 1 1Q -36.88
<7865> ピープル JQ -1.68 3/ 1 本決算 -
<4750> ダイサン 東2 -1.55 3/ 1 3Q -28.29
<2198> アイケイケイ 東1 -0.27 3/ 1 1Q 14.52
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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