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2024/08/20 - 博展(2173) の関連ニュース。 2024年12月期第2四半期決算説明原田淳氏:みなさま、こんにちは。代表取締役社長執行役員COOの原田です。本日はご参加いただき、誠にありがとうございます。先日、宮崎県沖で大規模な地震が発生しました。被災されたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。そして、1日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。Our Purpose

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【QAリンクあり】博展、前期比で売上・利益とも大幅続伸 常設含む多様な案件の成約が寄与、スタンダード市場への変更準備も着々と進む

投稿:2024/08/20 13:00

2024年12月期第2四半期決算説明

原田淳氏:みなさま、こんにちは。代表取締役社長執行役員COOの原田です。本日はご参加いただき、誠にありがとうございます。

先日、宮崎県沖で大規模な地震が発生しました。被災されたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。そして、1日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

Our Purpose

2024年12月期第2四半期決算の概略と事業トピックスについて、ご説明します。

まずはパーパスです。当社のパーパスは「人と社会のコミュニケーションにココロを通わせ、未来へつなげる原動力をつくる。」です。

目の前のお客さまはもちろん、その先の社会にまで貢献できる範囲を広げていきたい、我々の提供しているサービスが、それによって心を通わせるだけでなく、その先のみなさまの未来へつながる原動力も作っていきたい、我々がその原動力になっていきたいという思いで、このパーパスは作られています。これをもとに、未来へ向けて、社員と力を合わせて進んでいきます。

サイトリニューアル

6月27日にIRサイトをリニューアルしました。これを機に、博展をよりわかりやすくみなさまにお伝えしていきます。

デザインはとても見やすくなったと思います。こまめにチェックしていただけるよう、モバイル端末にも対応しています。本日の決算資料もアップしているため、ぜひこの後ご覧ください。

また、9月には、博展の事業をより詳しく知っていただくための動画をアップする予定です。ここには現場を牽引しているリーダーたちも登場します。定量情報だけでなく、定性情報もわかりやすくお伝えしていきたいと思っていますので、楽しみにしていてください。

会社概要・沿革

会社の概要および沿革です。当社の創業は1967年で、50年以上が経過しました。歌舞伎の舞台装飾を作っていた、大工がルーツの会社が、ここまで成長を遂げました。

社員は現在550名を超えています。コロナ禍に少し凹んだものの、上場来、順調に成長できていると思います。これは、時代に合わせて自分たちを磨き、さまざまなサービスを広げてこられたからだと思っています。

リーマン・ショック、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、これまでいろいろなことが起こりました。直近では、8月5日に日経平均株価が4,400円超も下落するなど、今後も予断を許さない状況は出てくると思いますが、我々はチャレンジを止めずに成長していきます。

前回ご報告した新人たちは、無事研修期間を終えて、7月に現場に配属となりました。全員が意欲的に活動しています。近いうちに、彼らがいくつもの成果をもたらしてくれるのではないかと、成長を非常に楽しみにしています。

業績ハイライト

連結業績についてご報告します。売上高は56億700万円、営業利益は7億2,200万円、第2四半期累計の売上高は100億6,900万円、営業利益は10億800万円となりました。

累計の売上総利益は29億8,500万円、受注高は106億1,200万円、受注残高は63億7,000万円、指名受注売上高は62億6,500万円となりました。

社員のがんばりもあり、第2四半期も増収増益で着地することができました。今期の計画達成に向けても、引き続き堅調な状況です。

なお、今後の見通しなど、詳細に関してはCFOの藤井から説明します。

事業ユニット戦略Topics

事業トピックスです。BtoB領域・BtoC領域と偏りなく受注が進みました。実績として積み上がっているのは、博展の強みである展示会だけではありません。

スライド下段中央、HISさんの旗艦店「トラベルワンダーランド新宿」のような「常設案件」や、スライド下段右側、Spotifyさんのカンファレンスイベント「Spotify Sessions」のような「イベント案件」など、この第2四半期は、多種多様な案件が大きく業績に寄与しました。

写真でしか魅力をお伝えできないのは非常に残念ですが、体験というものをさまざまなかたちで表現し、お客さまの課題解決にしっかりと応えることができ、いい仕事ができたのではないかと思っています。

未来に向けて、実績を着実に積み上げていくことは、本当に大事なことです。このように、1つずつ確実に積み上がっていることを、私自身うれしく思っています。

事業概要

あらためて、Experience Marketing事業についてご説明します。スライド左側のサービス群を中心に、効果的な体験をデザインし、実現します。その先に、右側のような課題解決を行っていることを、我々は包括して「Experience Marketing」と呼んでいます。

これからも、このようなサービスの幅を次々と広げていきます。これにより、その先にある、解決できる幅や奥行きを増していきます。

サステナビリティ推進関連Topics

幅や奥行きを増すという意味では、環境配慮型のイベントも順調に伸びてきています。引き続き、ニーズは着実に高まっています。そのニーズの高まりに合わせ、CO2を削減する対策や資源循環型のデザイン設計、そして、その実装にしっかりと対応し、競争優位性を高めていきます。

株主還元

株主還元について、予定どおり中間配当を実施します。金額は、1株当たり8円とします。

成長投資の源泉となる内部留保を意識しながら、中間配当および期末配当を年に2回、年間配当性向30パーセントを目標に、安定的に行うことで、株主還元に努めていきます。

保有期間の基準を緩和し、利便性の向上を図るために、「QUOカード」から「JCB PREMO」に変更したことは、4月5日にリリースしたとおりです。

スタンダード市場への市場区分変更申請に向けた準備

最後に、5月23日にリリースしたスタンダード市場への市場区分変更申請に向けた準備についてですが、おかげさまで非常に順調に進んでいます。

以上が、2024年12月期第2四半期決算の概略と事業トピックスです。

第2四半期連結業績

藤井由康氏:みなさま、こんにちは。取締役執行役員CFOの藤井です。私から、2024年12月期第2四半期決算の業績の詳細と通期業績予想について、ご説明します。

まず、全体についてです。先ほど原田からお話ししたとおり、第2四半期会計期間、上期累計期間ともに前年同一期間比で大幅な増収増益となりました。

売上総利益率は第2四半期会計期間で1.6ポイント、上半期を通しても1.5ポイント、増加率が上がっています。また、営業利益率も第2四半期会計期間で12.8パーセントと、かなり高い水準で推移できました。

売上高・売上総利益四半期推移

四半期の推移を見ながら、当第2四半期会計期間の概要についてご説明します。

最初に、当社のビジネスモデルの復習です。当社は季節的な変動が大きいと考えています。第1四半期の決算説明会でもご説明したとおり、主に第1四半期と第4四半期に売上が集中しやすく、利益も出やすい傾向があります。一方で、第2四半期と第3四半期は、売上、利益ともに厳しい傾向があります。

これが、今までの流れでした。このような季節変動を中期的にはなくしていきたいと、前回の決算説明会でお話ししたかと思います。

営業利益・当期純利益四半期推移

今まではあまり業績がよくなかった第2四半期会計期間ですが、今回は売上、利益ともに、大幅に更新できました。これは、1つの大きな転換点を迎えている表れだと思っています。

これには大きな理由がいくつかあると考えています。詳細はあらためてご説明しますが、1つは、先ほど原田からお話ししたように、常設の領域において、6月に複数案件を成約したことです。常設の案件は、イベントや展示会とは違い、通年を通して発生する可能性がある領域です。したがって、今後、この領域を伸ばしていくことは、四半期の繁閑をなくすために、非常に重要なことだと考えています。

営業利益の増減要因(前年同一期間比)

もう1つの理由として、事業ユニット別でもイベントが非常に好調だったことが挙げられます。スライドに記載のとおり、既存顧客、新規顧客ともに売上総利益が増加し、営業利益のプラスに大きく寄与しています。

今回、イベント領域において、大規模案件を含んだ中規模以上の案件が増えました。件数というよりは、1件当たりの単価が比較的大きかったため、利益の増加にも大きく貢献しています。

事業ユニット別の損益の状況

事業ユニット別の業績です。BtoBマーケティング、BtoCマーケティングは、当社の一番の主力の事業です。こちらが第2四半期会計期間、累計期間ともに、大幅に伸長しています。先ほどお話しした常設案件の数字は、今回はBtoBマーケティングに含まれています。

イベント事業は引き続き、第1四半期、第2四半期ともに好調でしたが、大型案件を含んだ中規模以上の案件がかなり伸長し、増収につながっています。

受注高および受注残高四半期推移

受注高および受注残高について、簡単にご説明します。スライドに記載のとおり、受注高は60億7,400万円、受注残高は63億7,000万円と、推移としては比較的順調に積み上がっているように見えます。

当社は前回から、受注残高回転期間をお示ししています。いわゆる、受注が実際の売上に結びつく期間が少し伸びていますので、受注残高は下期に向けて、積み上げていかなければならないのが現状です。

指名受注売上高・指名受注率四半期推移(単体)

指名受注売上高と指名受注率についてご説明します。スライド上部のグラフは、既存顧客と新規顧客、それぞれの指名受注売上高です。上の数字は売上高、下の数字は件数を示しています。

既存顧客は、第1四半期会計期間に439件の案件があり、売上高は18億4,900万円となりました。それが第2四半期会計期間には、454件の案件に対して売上高は29億300万円となりました。

こちらからも、既存顧客の指名受注が、単価を含めてかなり上がってきていることが見て取れます。

リピート売上高・リピート率四半期推移(単体)

リピート売上高とリピート率です。従来どおり大きな変動は出ておらず、第2四半期会計期間もしっかりと上げてきています。

中期経営計画の進捗状況

通期業績予想についてご説明します。まずは中期経営計画の進捗です。売上高の進捗率は約59.2パーセントと、非常に順調に伸びてきています。営業利益の進捗率は84.0パーセント、当期純利益は82.9パーセントと、ハイ達成を実現しています。

先ほど少し触れたとおり、当社の要因としては、まだ季節変動が残っていますので、今期の目標達成に向けて、引き続き下期もがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。私からのご説明は以上です。

質疑応答

質疑応答の内容については、当社IRサイトに公開中の「2024年12月期第2四半期 決算説明会 質疑応答要旨」をご覧ください。

配信元: ログミーファイナンス

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