トラスト・テック<2154>は株主還元を重要な経営課題と認識しており、その手段としては配当によることを基本としている。配当額の決定に際しては、配当の安定性を重視しながら、業容拡大と体質強化のための内部留保を行いつつ、業績に応じた配当を加味するとしている。
2019年6月期については、期初予想どおり、前期比15円増配となる70円(中間配30円、期末配40円)の配当を決定した。配当性向は40.0%となった。
2020年6月期については、40円配(中間15円、期末25円)の配当予想を公表している。同社は2019年7月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行った。これを調整すると2019年3月期の配当は35円配となり、2020年6月期の40円配は実質的には前期比5円の増配となる。予想1株当たり当期純利益90.60円に基づく配当性向は44.2%となる。
同社は新中期経営計画の中で、株主還元の強化策の一環として状況に応じて「自己株式の取得」を組み入れる方針を明らかにしている。その実施条件等は明らかにされていないが、株主還元策として自社株買いが加わったことは、ポジティブに受け止められると考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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