畜産飼料事業の売上高は前年同期比5.8%減の1,094.87億円、セグメント利益は同8.2%減の45.36億円、セグメントEBITDAは同5.1%減の58.82億円となった。畜産飼料の販売数量・平均販売価格ともに前年同期を下回ったこと等により減収減益となっている。
水産飼料事業の売上高は同12.7%減の118.11億円、セグメント利益は同50.4%増の6.69億円、セグメントEBITDAは同37.2%増の9.53億円となった。水産飼料の販売数量が減少したことにより減収となったものの、原材料価格の低下や平均販売価格が前年同期を上回ったこと等により収益環境が改善し、増益となった。
食品事業の売上高は同13.8%増の210.39億円、セグメント利益は同183.7%増の0.55億円、セグメントEBITDAは同71.9%増の1.73億円となった。鶏卵部門は、鶏卵相場の高騰により増収となったが、仕入コストの増加により減益となった。一方、食肉部門は前期・当期とも赤字となったが、豚肉相場が7月に過去最高値を記録も、収益構造の改革を進め、赤字幅を大きく縮小した。これにより、食品事業全体では増益となった。
その他の売上高は同4.9%減の0.06億円、セグメント利益は同81.4%減の0.15億円、セグメントEBITDAは同80.9%減の0.16億円となった。海外事業及び不動産賃貸事業等を含んでいる。なお、海外事業は持分法適用関連会社のみのため、売上高の計上はなく、セグメント利益及びセグメントEBITDAは主に持分法投資損益の計上となっている。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.1%増の3,110.00億円、営業利益は同7.2%増の68.00億円、経常利益は同3.1%増の70.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.5%減の52.00億円とする期初計画を据え置いている。
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