1. 水産新工場の建設計画
世界の漁業生産量は伸び続けており、その50%以上が養殖業による生産が占めている。一方で国内の漁業生産量は頭打ちになっており、養殖業の生産量は比率を伸ばしているものの、世界と比較すると低位にある。将来的には、天然資源の枯渇、気候変動による漁場の変化、生物多様性問題など様々な課題がある中で、国内においても安定的に生産できる養殖業の注目度が高まると想定される。
同社は2025年5月に、水産新工場建設に向けた計画を発表し、土地の取得を行った。この投資は、中期経営計画(10年間で約800億円、最初の6年間で約600億円)の一環として行われる。国内の水産養殖をとりまく環境は、海水温の上昇や天然資源の枯渇等の急激な変化により配合飼料に対するニーズも多様化することが見込まれる。現在、知多工場は築50年以上となっており、設備が古く生産性にも限界がある。新工場建設により競争力の強化を図るとともに、先進的技術の研究開発を進める。新設する豊川工場(仮称)は、敷地面積約27千m2、製造能力で知多工場の2倍、燃料費率15%削減、労務費率50%削減を見込む(知多工場対比)。また、最新製造設備により多様化するニーズに応えた新製品の製造が実現できる研究開発型工場となる。養殖適地の変化(海水温の上昇に伴う四国・九州エリアからの北上)にも対応した、全国の養殖地をカバーしやすい立地でもある。竣工は2028年4月を予定しており、竣工から10年後には市場シェア5ポイント向上、EBITDAで2倍を見込んでいる。なお、新工場竣工後、水産飼料の製造を知多工場より順次移管するが、知多工場における畜産飼料の製造は継続する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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