ETF売買動向＝31日前引け、米国配当貴族、野村医薬品が新高値

　31日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比6.8％増の2166億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同1.1％増の1858億円だった。

　個別ではＮＥＸＴダウ・ジョーンズ工業株３０種 <1546> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> など6銘柄が新高値。上場中国Ａ株パンダ <1322> 、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> 、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ中国グレーターベイエリア <2629> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が7.39％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が5.82％高、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジなし <2568> が5.21％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００（為替ヘッジなし） <2840> が5.21％高、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信 <2631> が5.14％高と大幅な上昇。

　一方、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> は3.76％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が424円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1084億3400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1066億9800万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が249億6500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が119億3000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が110億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が100億3100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が77億5000万円の売買代金となった。

株探ニュース