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2022/07/06 - 高田工(1966) の関連ニュース。■ファブリカ <4193> 3,335円 (+504円、+17.8%) ストップ高 ファブリカコミュニケーションズ <4193> [東証S]がストップ高。5日午前11時に23年3月期第1四半期の主要KPI(重要業績評価指標)の速報値を発表。SMS(ショートメッセージサービス)ソリューション部門のメディアSMS導入社数が3713社(前四半期比192社増)、U-CARソリューション部門におけるsymphony導入社数が3441社(同116社増)となり、いずれも増加基調が続いたことが好感された。

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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/07/06 05:30

ファブリカ <4193>  3,335円 (+504円、+17.8%) ストップ高

 ファブリカコミュニケーションズ <4193> [東証S]がストップ高。5日午前11時に23年3月期第1四半期の主要KPI(重要業績評価指標)の速報値を発表。SMS(ショートメッセージサービス)ソリューション部門のメディアSMS導入社数が3713社(前四半期比192社増)、U-CARソリューション部門におけるsymphony導入社数が3441社(同116社増)となり、いずれも増加基調が続いたことが好感された。

大阪チタ <5726>  3,030円 (+433円、+16.7%)

 東証プライムの上昇率トップ。大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> [東証P]が急反騰、6月下旬を境に切り返しに転じているが、5日は寄り後に上値を伸ばし大陽線で戻り足を強めてきた。世界的なリオープン(経済活動再開)で国際間の旅客需要も復活する傾向にあり、航空機向けスポンジチタンを手掛ける同社株に追い風が意識されている。スポンジチタンの値上げ効果による収益への反映も見込まれ、ここ機関投資家とみられる買いが改めて流入しているもよう。直近では大手証券経由で株式買い増しの動きが観測される一方、外資系証券経由の空売り残急増によるショートカバーも株高を後押しした。

FDK <6955>  885円 (+109円、+14.1%)

 FDK <6955> [東証S]が続急騰。4日付の日本経済新聞電子版が報じた空気電池の実用化を目指す企業の取り組みに関する記事のなかで、「FDKは2023年にサンプル出荷を始める」とした。これを材料視する向きが足もと急速に強まったとみられ、5日の同社株は大きく買い優勢の展開となった。記事によると、FDKは「水素空気電池」の開発を手掛けているという。実証試験を進め、電力事業者など向けに23年のサンプル出荷を目指すとしている。

日ギア <6356>  310円 (+35円、+12.7%)

 日本ギア工業 <6356> [東証S]が続急騰。同社は歯車やその関連装置を製造するが、高い技術力を背景に原発向けバルブ・アクチュエーターで圧倒的な商品競争力を誇っている。ここ、東京電力ホールディングス <9501> [東証P]を筆頭に原発関連株の一角に物色の矛先が向いているが、同社もその関連有力株として投資資金が流入した。業績は23年3月期の営業利益が前期比2.8倍の3億3000万円と急回復歩調にあるほか、PBRが0.4倍台と株価指標面からの割安感も際立っている。

メディアドゥ <3678>  1,833円 (+158円、+9.4%)

 東証プライムの上昇率3位。メディアドゥ <3678> [東証P]が続急伸。4日の取引終了後、クレディセゾン <8253> [東証P]と資本・業務提携したと発表しており、これを好感した買いが入ったようだ。これによりメディアドゥの電子書店「コミなび」を、クレセゾンの会員向けプラン「セゾンコース」を主軸とする「まんがセゾン」にリニューアルするという。提携に伴い、クレセゾンはメディアドゥの発行済み株式総数の3.2%を上限に市場買い付けにより取得する予定だ。

ハイデ日高 <7611>  2,206円 (+142円、+6.9%)

 東証プライムの上昇率8位。ハイデイ日高 <7611> [東証P]が続急伸、25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動を継続した。首都圏を中心に中華料理店を展開するが、業績はコロナ禍から立ち直り回復色が鮮明となっている。4日取引終了後に発表した22年3-5月期業績は経常利益が7億2000万円と前年同期の3900万円から18.5倍に急回復した。3月にまん延防止措置等重点措置が解除されたことに伴い客足が戻り、全体業績に反映された。食材コストの上昇による損益への影響は拭えなかったが、コロナ感染対策の助成金収入などが営業外収益に計上されたことで大幅な増益を確保している。

ネクステージ <3186>  2,386円 (+143円、+6.4%)

 ネクステージ <3186> [東証P]が4日ぶりに急反発。4日の取引終了後、22年11月期の連結業績予想について、売上高を3500億円から3800億円(前期比30.5%増)へ、営業利益を175億円から191億5000万円(同40.4%増)へ、純利益を120億円から130億円(同34.5%増)へ上方修正したことが好感された。上期において、買い取り台数の増加が牽引し業績予想を上回ったことが要因。また、商品回転期間を意識したリードタイムの短縮や、コスト削減により生産性を上げることで利益水準を維持したことも寄与する。同時に発表した第2四半期累計(21年12月-22年5月)業績は、売上高1823億3200万円(前年同期比31.0%増)、営業利益91億5100万円(同44.2%増)、純利益62億2900万円(同42.7%増)だった。

リネットJ <3556>  453円 (+25円、+5.8%)

 リネットジャパングループ <3556> [東証G]が5日ぶりに急反発。5日午前10時ごろ、同社が提供する「宅配便リサイクル」がアイリスオーヤマ公式通販サイトを運営するアイリスプラザ(宮城県仙台市)に採用され、小型家電の下取り回収のサポートを開始したと発表。同社は小型家電リサイクル法の許認可を取得し、使用済み小型家電を宅配便で回収するリサイクルサービスを全国で展開している。今回、環境に配慮した取り組みやコンプライアンス経営が企業に求められる中、遵法かつ消費者の利便性を損なわない形で下取り回収を実現する方法として「宅配便リサイクル」がアイリスプラザに採用されたという。

パス <3840>  69円 (+3円、+4.6%)

 パス <3840> [東証S]が大幅高で5日ぶりに反発。4日の取引終了後、 再生医療関連事業を展開する子会社アルヌールが「ヒト幹細胞自動培養装置」の開発を開始すると発表しており、これを好材料視する買いが入った。ヒト幹細胞自動培養装置は、全ての細胞培養プロセスを自動化することにより、細胞培養時の汚染リスクや作業者によるヒューマンエラーを最小限にすることが可能となり、初代培養から継代培養まで培養工程の一連の流れを自動制御で運用できる国内初の装置。国内外の医療機関や再生医療事業者に向けて23年度中の販売開始を目指すとしている。

プレイド <4165>  432円 (+18円、+4.4%)

 プレイド <4165> [東証G]が大幅続伸。同社は4日、経済産業省が推進するサービス等生産性向上IT導入支援事業「IT導入補助金2022」の対象ツールとして、自社のCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」が登録されたと発表。「KARTE」は、ウェブサイトやアプリを利用する顧客の行動をリアルタイムに解析して一人ひとり可視化し、個々の顧客にあわせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するCXプラットフォーム。「IT導入補助金2022」の対象ツールとして登録されたことで、「KARTE」を導入する中小企業・小規模事業者などは導入費用の一部について補助を申請することが可能になる。

ファストリ <9983>  70,290円 (+2,920円、+4.3%)

 ファーストリテイリング <9983> [東証P]が大幅高で5日ぶりに反発。4日の取引終了後に発表した6月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比10.2%減と3ヵ月ぶりに前年実績を下回ったが織り込み済みとの見方が強いようだ。感謝祭を6月から5月に前倒ししたため、感謝祭の実施期間が前年に比べ8日間減少したことから大幅な減収となった。ただ、感謝祭の月ずれの影響を除くと6月も好調で5、6月合計の既存店売上高は前年比で増収となった。

カプコン <9697>  3,555円 (+145円、+4.3%)

 カプコン <9697> [東証P]が大幅高で3日続伸。5日午後2時ごろ、ニンテンドースイッチ及びパソコン向けゲーム「モンスターハンターライズ」の超大型有料拡張コンテンツ「サンブレイク」が全世界で販売本数が200万本を突破したと発表しており、これを好感した買いが入った。「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲーム。2004年の発売以来シリーズ累計販売本数8400万本を誇る注目のコンテンツ。21年3月に発売した「ライズ」も「サンブレイク」とのセットであるバンドル版の投入といった施策により、全世界での販売本数が1000万本を突破したという。

■アークランド <9842>  1,559円 (+61円、+4.1%)

 アークランドサカモト <9842> [東証P]が大幅続伸。4日の取引終了後に23年2月期第1四半期(3-5月)決算を発表しており、これを評価する買いが向かったようだ。3-5月期業績は売上高794億7700万円、営業利益58億6800万円だった。今期から収益認識に関する会計基準を適用しているほか、子会社ビバホームの対象期間が異なることなどを理由に、前年同期との単純比較は開示していない。主力のホームセンター部門は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止需要や巣ごもり消費の反動減で苦戦を強いられた。外食事業は積極的な事業展開を進めたとしている。

オプテクスG <6914>  2,028円 (+73円、+3.7%)

 オプテックスグループ <6914> [東証P]が大幅続伸。5日正午ごろ、100%子会社のオプテックスが自社の侵入検知センサーを遠隔で監視・調整できるソフトウェアAMS-01V-JPを発売したと発表しており、これが好感された。同ソフトウェアは、国内重要施設のセキュリティー強化に特化したもので自社センサーの活用度や保守性を更に高めることを目的に開発したという。侵入検知センサーの信号をネットワークで集約し警戒状態や警報箇所を直感的に特定することができる監視状態のリアルタイム表示、遠隔での警報監視・機器管理による省力化、ネットワーク接続によるセンサー類の配線の簡素化などトータルコストの大幅削減が特長としている。

木村化 <6378>  740円 (+23円、+3.2%)

 木村化工機 <6378> [東証S]が大幅高で3日続伸。上げ幅こそ小刻みながら6月下旬以降は一貫した戻り足をみせており、中長期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離を急速に縮小している。化学プラントに強みを持ち、核燃料の輸送容器や濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置などの原発関連装置で高い実績を持つ。原発関連株が相次いで人気化するなか、同社はその一角として投資資金が流入したようだ。日証金では貸株注意喚起銘柄となっており、株式需給面からはショートカバーを誘発しやすい面がある。直近の貸借倍率は0.96倍と売り買いが拮抗している。

フリュー <6238>  1,149円 (+34円、+3.1%)

 フリュー <6238> [東証P]が大幅続伸。同社は5日、映画「ゆるキャン△」の興行収入が、3日に3億5000万円を突破したと発表しており、これが好感された。「ゆるキャン△」は、マンガアプリ「COMIC FUZ」(芳文社)で連載中のアウトドア系ガールズストーリーで、山梨県や静岡県を舞台に女子高生たちがキャンプに行く姿やその日常を描いている。映画「ゆるキャン△」は、時が経ち大人になった彼女たちがキャンプ場づくりに挑戦するストーリー。1日から公開3日間で動員数は25万人となり、興行通信社による「週末観客動員ランキング」では3位を獲得したという。

高田工 <1966>  955円 (+23円、+2.5%)

 高田工業所 <1966> [東証S]が3日続伸。総合プラントメーカーで、鉄鋼、化学、電力のほかエレクトロニクス分野でも実績が高い。パワー半導体ではSiCウエハーを高速・高品質に切断できる超音波カッティング装置を展開している。一方、原子力発電分野でも技術力を発揮、独自の管理システムを駆使した原発プラントにおける品質管理で実績を重ねていることで、同関連株の一角として人気が増幅したようだ。

理経 <8226>  318円 (+7円、+2.3%)

 理経 <8226> [東証S]が反発。5日午後2時ごろ、東京エレクトロン デバイス <2760> [東証P]が設置する放送業界向けの検証ラボ「TED BI Lab」を活用した共同試験に参画したと発表しており、これが材料視されたようだ。この共同試験には日本ヒューレット・パッカード(東京都江東区)、ATEME HQ(フランス)も参画しており、ここで行った検証によって効率的で柔軟、高精細なコンテンツの伝送を実現する放送システムの構築へ向けた提案が可能になるという。今後、国内放送局での放送設備IP化に向けた設備更新に伴う需要に対して、4社で協力して提案活動をしていくとしている。

オービック <4684>  20,330円 (+400円、+2.0%)

 オービック <4684> [東証P]が3日続伸。5日付の日本経済新聞朝刊で「オービックの2022年4-6月期の連結営業利益は前年同期比15%増の145億円強だったことが分かった」と報じられており、これが材料視されたようだ。記事によると、主力の統合基幹業務システム(ERP)「オービック7」の新規受注が好調だったという。この期間の営業利益としては19年連続で最高益を更新する見通しで、21日に予定する決算発表を前に好決算を先回りする動きが優勢となった。

日経レバ <1570>  13,065円 (+255円、+2.0%)

 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が続伸、フシ目の1万3000円台を回復してきた。注目すべきは売買代金で、全市場を通じて群を抜く水準をこなした。日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率が2倍に設定されていることでボラティリティの高さに目をつけた個人投資家の参戦が活発だ。5日は、全体市場が手掛かり材料難のなかも買い戻し優勢の地合いとなっており、日経平均が朝方に300円を超える上昇を示したことで、これに連動する動きとなった。

SBG <9984>  5,378円 (+95円、+1.8%)

 ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が続伸で一時5400円台まで上昇。25日移動平均線と75日線が収れんする5300円近辺を上に抜けてきた。前日4日の米国株市場は休場だったが、5日は米株価指数先物でナスダック100先物が堅調な値動きを示していることで、米ハイテク株に積極投資する同社株には買い安心感がある。また、同社の出資先で保有株に占める時価総額の割合も非常に大きいアリババ集団 だが、5日は香港株市場で3%以上の上昇をみせ、6月下旬の戻り高値に接近していることから、これもソフトバンクGにとってポジティブ材料となったもようだ。

※5日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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