「小型原子炉」が19位にランクイン、米アマゾンの大規模投資で早期商用化に期待<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「小型原子炉」が19位にランクインしている。
アマゾン・ドット・コム<AMZN>が16日、小型原子力発電事業に投資すると発表した。生成AI(人工知能)の普及に伴うデータセンター向けの電力を確保するのが狙いで、次世代原発である小型モジュール炉(SMR)を活用する。SMR原子炉と燃料の開発企業であるXエナジーに出資し、ワシントン州で進められているXエナジーの技術を使った発電事業に投資。同州のエナジー・ノースウエストと契約し、当初稼働する4基のSMRから電力を調達する。また、バージニア州のドミニオン・エナジーと、同州にある原発の近くでSMRプロジェクトの開発を検討するという。
これを受けて16日の米株式市場では、SMRを開発するニュースケール・パワー<SMR>が急伸。日本では17日に、ニュースケールに出資する日揮ホールディングス<1963.T>や、原発関連の助川電気工業<7711.T>が買われた。報道では、アマゾンによる投資額は5億ドル(約750億円)超とされ、大規模投資が呼び水となってSMRの商用化が進むとの期待感から、関連銘柄への関心は当面高いままで推移しそうだ。
出所:MINKABU PRESS
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