業界トップの収益力
トップの実績を持つ九州に加え、首都圏においても一定の受注を取り基盤強化に取り組み、20/3期には首都圏売上720億円(構成比18%)を目指しています。
長期的には先細りが予想されている設備工事市場ですが、大型案件や企業投資が活発な首都圏で事業基盤が大きくすることで業績拡大を狙うことができると考えられます。
高採算の太陽光関連工事が増えていることで収益力が向上し、利益率が改善しています。利益率は業界でも高いレベルとなっており、収益力は抜群といえます。
【他の設備会社との比較(百万円)】
売上高 営業利益 ROE 営業利益率 3yCAGR
九電工 311,346 25,197 16.7% 8.1% 9.2%
関電工 447,673 16,416 4.9% 3.4% 7.6%
きんでん475,345 33,450 6.3% 6.8% ▲1.1%
3yCAGR:過去3年の売上高成長率
中期的にはオリンピック関連や首都圏をはじめとする都市再開発、太陽光発電建設による需要が見込まれ、同社には追い風となるでしょう。
熊本地震の復興に貢献する企業としても評価を受けており、しばらく業績を支える環境が続きそうです。