業績下方修正も悪材料出尽くし、大陽線形成
1月30日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比13.9%減の24.3億円にとどまった。
要員の効率的配置による生産性向上や原価低減等に努めるものの、今後の事業領域拡大を図るため受注した建設工事において、一部採算性が悪化したものがあったためとしている。
3月7日、業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の60億円から37億円に38.3%下方修正し、一転して37.9%減益見通しとなった。
原子力発電所の安全対策関連工事の延伸や、太陽光発電設備設置工事の繰延べ、一部大型建設工事における追加費用の増加などが要因。
チャート面では3月8日は上記業績下方修正の材料により下落するが、翌9日には下落幅全てを取り返すには至らないものの、大陽線を形成。悪材料出尽くしから、続伸を期待する。
業種:建設業
時価総額:435.2億円
PER:10.61倍
PBR:0.68倍