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2022/06/10 - 関電工(1942) の関連ニュース。<1942> 関電工四季報より 業種:建設業。【特色】東京電力系で電気設備工事最大手級。一般向け拡大し東電向け比率3割弱。太陽光発電事業も【着 実】受注は半導体など製造業関連が牽引。完工は東電向け配電線工事が堅調なうえ、好採算のリニューアル工事が伸びる。営業益上向く。23年3月期は豊富な受注残を背景に、屋内線や通信関連工事が牽引。23年度の配当性向3割目指し増配も。【D X】21年度初に設置した専門推進部署通じ、施工管理業務などの効率化推進。洋上風力関連工事の受注獲得にも注力。2022年4月28日に実績と

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2022/06/10 18:04

<1942> 関電工

四季報より 業種:建設業。

【特色】東京電力系で電気設備工事最大手級。一般向け拡大し東電向け比率3割弱。太陽光発電事業も

【着 実】受注は半導体など製造業関連が牽引。完工は東電向け配電線工事が堅調なうえ、好採算のリニューアル工事が伸びる。営業益上向く。23年3月期は豊富な受注残を背景に、屋内線や通信関連工事が牽引。23年度の配当性向3割目指し増配も。

【D X】21年度初に設置した専門推進部署通じ、施工管理業務などの効率化推進。洋上風力関連工事の受注獲得にも注力。

2022年4月28日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+2.0%の306.43億円、経常利益+2.3%の317.54億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+4.4%の320.00億円、経常利益+3.3%の328.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

2020年3月19日に750円のコロナ相場での安値からの反発で、3月27日に893円まで自律反発し、ここから4月3日に815円まで押し目を入れて5月28日に1022円まで上昇しました。ここから再下落となって10月30日に774円まで下げ、その後、大幅上昇となって2021年4月16日に1055円の年初来高値更新となりました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、12月1日に800円まで下げて2022年1月4日に898円まで反発したあと、下降トレンド(B)に沿った下落となり、5月19日に793円まで下げて目先の底打ちとなって反発しているところです。
 

<6498> キッツ

四季報より 業種:機械。

【特色】総合バルブメーカー国内首位。建築設備、石油化学向け強い。海外展開加速。伸銅品も国内上位

【増 配】バルブは建築設備向けが首都圏再開発案件あるも、やや減。だが、半導体関連が旺盛な設備投資受け、国内・海外で伸長。工業用も案件増え、回復歩調。伸銅品は堅調。価格改定効果が浸透、原価低減も効き、営業益伸長。減損特損ない。増配。

【中 計】24年度売上高1500億円、営業利益120億円目標。半導体関連拡大がカギ。バルブ異常検出サービス開始。

2022年5月9日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+11.2%の100.00億円、経常利益+8.1%の97.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

コロナ相場前の高値である2020年2月6日の790円から3月13日に476円まで下げて三角保ち合い(A)を形成しました。この中でもみあい、その煮詰まったところで2021年2月26日の563円を安値に上放れして上昇トレンド(B)を形成しました。この上昇トレンド(B)の中で、9月14日に893円の年初来高値をつけて調整入りとなり、今年(2022年)の3月8日の604円を昨年9月14日の893円の高値からの信用期日3月13日を前にして、当面の底打ちとなっています。ここから3月14日に741円まで上昇後、三角保ち合い(C)となり、5月13日の627円を安値に反発となって三角保ち合いを上放れし、6月8日に719円まで上昇しています。大きな調整を待つスタンスとなります。
 

 

<8892> 日本エスコン

四季報より 業種:不動産業。

【特色】総合不動産。マンション分譲から商業施設や物流施設開発などへ業容拡大。中部電力の子会社に

【最高益】柱の不動産販売が分譲マンション好調で引き渡し1200戸(前期1020戸)と伸びる。物流施設など非分譲物件も売却進める。不動産賃貸も前期買収子会社が本格貢献し営業増益。最高純益更新。

【北海道】23年開業の北海道ボールパーク内分譲マンション引き合い絶好調。北広島市再開発商業施設は24年開業。不動産オンラインファンド事業者買収し、賃貸強化。

2022年4月27日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+34.9%の140.00億円、経常利益+34.1%の122.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

2020年1月24日の985円をコロナ相場前の高値とし、ここから大幅下落となって3月13日に500円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)となりました。この中で6月10日に863円まで上昇後、8月3日に680円まで押し目を入れ再上昇となって、10月15日に1002円の年初来高値をつけました。ここから10月30日に834円まで押し目を入れて、11月27日に947円まで上昇し、ここを2番天井にして2021年2月1日に721円まで下げました。その後の動きは、終値ベースでは725~831円のボックス相場(B)へと移行しています。

長いもみあいは、上放れか下放れするのを待つところですが、このボックス相場は上値には大きなフシが控えており、上放れしてもそれほどの上昇は期待できません。全体相場が大きく下げて下放れを待つのがポイントといえます。まず721円を切るのを確認し680円を切ると、まず600円を目指すことになり、この水準で買い戻し、もしくは新規の買いということになります。上放れに投資するなら840円を上にぬけるのを確認して900円水準の利食いとなります。
 

 

<3003> ヒューリック

四季報より 業種:不動産業。

【特色】旧富士銀行の銀行店舗ビル管理から出発。都区内の駅近接ビル中心に好物件所有、物件多角化へ

【連続最高益】資産入れ替え継続。非中核物件の放出や収益物件の転売相次ぎ売却益続伸。賃貸は保有物件の空室僅少、前期竣工の商業施設なども通期寄与。稼働軟調のホテルをカバーし最高純益更新。連続増配。

【増 強】今期のネット投資は賃貸用物件軸に前期比約4倍の4260億円目標。都内でデータセンターの開発に着手、竣工後の運営にも参画。22年中に次期中計公表へ。

2022年4月27日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+7.4%の1230.00億円、経常利益+4.9%の1150.00億円の増収・増益の見通し。

2020年2月10日の1389円のコロナ相場前の高値から、大幅下落となって3月13日に858円で底打ちとなりました。その後3月31日に1140円まで自律反発後、4月9日に931円まで押し目を入れ再上昇となって6月4日に1165円まで上昇しました。ここから再下落となって7月31日の903円で2番底をつけ、上昇トレンド(A)に転換しました。この中で2021年3月19日に1356円で上昇して5月14日に1144円まで押し目を入れ、ここからの上昇で9月14日に1412円の年初来高値更新となりました。ここをピークに急落となって上昇トレンド(A)を切って10月7日に1113円まで下げ、10月6日に1207円まで反発後、ここを高値に今年の3月8日に982円まで下げ、ここを安値に三角保ち合い(B)を形成し、5月19日の1017円の安値から上放れとなっています。
 

 

<5401> 日本製鉄

四季報より 業種:鉄鋼。

【特色】粗鋼生産量で国内首位、世界3位。技術に定評、高級鋼板で圧倒的。12年に住金と合併し発足

【高水準】数量増と製品価格上昇で採算急改善。原材料値上がり逆風の一方、在庫評価益膨張。最高純益。増配。23年3月期は自動車減産影響緩和。市況製品価格反落でも大口顧客向け価格は一段値上がり。高水準の収益性維持するが在庫評価益縮小響く。

【海外強化】タイの電炉2社(粗鋼生産能力計約300万t)買収、最大880億円投資。インド合弁の能力拡張計画進める。

2022年5月10日発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+7288.6%の8409.01億円、経常利益+9533.7%の8165.83億円の増収・増益でした。

2021年1月28日の1185円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、5月11日に2355円まで上昇後、7月21日に1748円まで下げ、ここからの反発で9月14日に2381円の年初来高値更新となりました。ここをピークに短期の下降トレンド(B)を形成し、この中で12月1日に1691円の安値をつけました。

チャートの動きをみると1700~2358円の大きなボックス相場となっており、2021年1月28日の1185円と12月1日の1691円を結ぶ上昇トレンド(A)の中で、12月1日の1691円からチャートの動きはボックス相場の中で上向きとなっています。好業績で高配当であり日経平均が上を目指せば上昇余地があると思われます。


 

配信元: みんかぶ株式コラム

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