<動意株・7日>(前引け)=KYB、日特建、ヤマシン―F、イリソ電子
日特建設<1929.T>=マドを開けて大幅高。10月5日以降約1カ月にわたって下値模索の動きを見せていたが、満を持して切り返す展開となっている。特殊土木工事を主力とし防災工事などの実績が高い。同社は前週末4日取引終了後、23年3月期上期(22年4~9月)の決算を発表、営業利益は前年同期比50%増の20億6700万円と急増、従来計画は前年実績に対しほぼ横ばいの14億円を予想していたこともあり、これがサプライズとなった。基礎・地盤改良工事が高水準に推移したことに加え、法面工事も前期並みに好調を堅持し収益を押し上げている。今期は年間45円の配当を計画しており、5%近い高配当利回りも魅力となっている。
ヤマシンフィルタ<6240.T>=急反発でストップ高。前週末4日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが集まった。売上高は178億円から192億3000万円(前期比2.2%増)、最終利益は4億5800万円から8億5500万円(同18.2倍)に、それぞれ見通しを引き上げた。建機向け事業は高水準の需要や円安効果などを背景に、売上高及び利益面で大幅な改善が見込まれるほか、価格転嫁なども寄与するという。
イリソ電子工業<6908.T>=大幅高で年初来高値を更新。同社は4日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の61億6000万円から67億5000万円(前期比49.3%増)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想も従来の515億円から540億円(同23.1%増)に上方修正。自動車市場が緩やかな回復基調にあることに加え、旺盛な電動車需要による売り上げ増、為替が円安傾向で推移するとみていることが主な要因だという。なお、第3四半期以降の前提為替レートは1ドル=145円(前回予想より15円の円安)、1ユーロ=145円(同10円の円安)としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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