大和ハウスグループの株式会社フレームワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:藁科讓)は、開発・提供する倉庫管理システム「Logistics Station iWMS G5(ロジスティクスステーション・アイダブリューエムエス・ジーファイブ)」(※1)(以下:iWMS G5)に、株式会社Hacobuが提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」との連携機能を追加し、2024年6月より提供開始します。 ※1. 物流拠点の在庫管理や運営支援、庫内管理を行うパッケージシステムのこと。
昨今物流業界においては、トラック運転手の時間外労働の上限規制「2024年問題」への対応や、労働人口の減少による現場の人員確保などが課題となっています。
また、トラックの主な発着地となる物流施設内においても、トラックが予定通りの時刻に到着し、トラックバース(※2)に接車しても、施設内の入荷や出荷の作業が滞っていたり、トラックが到着していることを施設内作業者が把握できていない場合は、トラック運転手の待ち時間が発生します。
そこで当社は、物流業務の効率化を目指し、「iWMS G5」と、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」を連携させることとしました。トラックの到着予定時刻や荷物の積み下ろし位置など、「MOVO Berth」に登録された情報を「iWMS G5」と連携させることで、あらかじめ効率的な作業の段取りを計画することができます。同時に、「MOVO Berth」から「iWMS G5」にトラックの到着状況もリアルタイムに連携させることで、施設内の状況を踏まえて臨機応変に作業することができ、待機時間の少ない効率的な入出荷作業を行うことができます。
今後も当社は物流業界の課題対応に向け、さらなるシステムの開発・提供をはじめとしたソリューション展開を目指します。
※2. 荷物の積み下ろしをするためにトラックを接車するスペースのこと。
■株式会社Hacobuについて
クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」を展開。シェアNo.1(※3)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配送案件管理サービス「MOVO Vista」などのクラウドサービス、ドライバーの働き方を変えるスマホアプリ「MOVO Driver」の提供に加え、物流DXパートナーとして企業間物流の最適化を支援しています。
URL:https://hacobu.jp/
※3. 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2023年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02960/ バース管理システム市場の売上高および拠点数におけるシェア。
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