新日本建が７連騰で新値街道、ＰＥＲ７倍で８年ぶり６００円台を指呼の間

　新日本建設<1879.T>が続急伸、悪地合いのなかも継続的な買いが流入、７連騰で新値街道を走っている。長期波動でも因縁場となっている６００円台復帰が目前、０７年７月以来８年ぶりの高みをうかがう。国土強靭化の政策的な追い風や都市再開発の加速を受け建設業界は書入れ時を迎えている。建設市場の活況に伴い大手ゼネコンが大型物件の受注を優先するなかで、マンション建設中堅の同社にとっては競合緩和の恩恵が及んでいる状況だ。また、業界全体で進む工事採算の改善も業績先行きに対する期待につながっている。官公庁工事の労務単価の引き上げが、民間工事の利益率向上にも影響を与えている。ＰＥＲ７倍台は割安感が光る。

新日本建の株価は１０時２２分現在５９４円（△２５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）