インフラ関連の受注が堅調、上方修正と自社株買いを発表
現在CME日経先物は21445円(円建て)為替は113.02円と推移している。
【戸田建設】
建築名門でゼネコン準大手。医療・福祉施設や教育・文化施設に強み。
8/8の決算1Qは連結経常利益は前年同期比2.9%増の79.9億円となり、上期計画の100億円に対する進捗率は80.0%に達し、5年平均の62.6%も上回った。
高速道路などインフラ関連や首都圏再開発に伴うオフィスビルなどの受注が堅調。
10/18に業績修正を発表、上期を100億円→137億円に37.0%上方修正し、一転して4.4%増益見通しとなった。
売上高に修正はないものの、建設事業の利益率向上により完成工事総利益が増加する見通しとなったことが寄与。
同時に発行済株式総数に対する割合 0.98%の自社株買いを発表。これによりEPSの向上が見込まれ、株価上昇も期待できる。
テクニカル面では日足・週足・月足と下値切り上げパターンのキレイなチャートを描く。10/3には年初来高値を更新し、896円を付ける。今回の発表を受け、更なる上昇を想定。
業種:建設
時価総額:2865億円
PER:17.90倍
PBR:1.21倍