大成建設 (1801) : 企業情報・決算短信AI要約 [TAISEI]

決算情報
決算短信AI要約 NEW

2024年度03月期決算 (2024年5月13日 14:00時点)

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大成建設 2024年度03月期の決算短信についてのAI要約です。本サービスの精度やパフォーマンスに関する注意事項はこちら。

当期経営成績等の概況

経営成績

良い点

受注高は土木事業及び開発事業において増加し、前期比8.4％増の１兆9,624億円となった。売上高も全てのセグメントで増加し、同7.4％増の１兆7,650億円となった。

悪い点

営業利益は、売上総利益が建築事業の利益率低下等により減益となり、前期比51.6％減の264億円となった。経常利益も営業利益の減少により、同38.4％減の389億円となった。

財政状態

良い点

純資産は前期比15.2％増の961,000百万円となり、自己資本比率も36.0％を維持している。

悪い点

負債合計は前期比37.2％増の1兆6,226億円となり、資金調達に係る有利子負債の増加が見られた。

キャッシュ・フロー

良い点

営業活動によるキャッシュ・フローは前期比34.9％増の40,611百万円となり、税金等調整前当期純利益を570億円獲得したこと等により、当期収支は406億円の収入超となった。

悪い点

投資活動によるキャッシュ・フローは当期収支が1,387億円の支出超となり、前期比で大幅に増加した。

今後の見通し・AI評価

業績予想見通し

良い点

次期（2024年４月１日～2025年３月31日）の連結業績予想は、売上高１兆9,900億円、営業利益870億円、経常利益900億円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は650億円となる見通し。

悪い点

受注高は１兆9,100億円を予想しており、前期比で減少する見込み。

中期計画見通し

良い点

中期経営計画（2024-2026）は、利益重視の経営数値目標を設定し、将来の成長基盤整備と事業収益獲得に向けた投資を実行していく方針。

悪い点

前中期経営計画の反省を踏まえ、事業量拡大に向けた生産体制の整備が遅れたこと、高騰した建設物価の価格転嫁が進まなかったこと等の影響により、売上高・利益ともに数値目標を下回る結果となった。

AI売買評価

良い点

中期経営計画（2024-2026）に基づき、利益重視の経営数値目標を設定し、将来の成長基盤整備と事業収益獲得に向けた投資を実行していく方針。

悪い点

配当

配当方針

当社は、財務規律の保持と成長投資枠の優先的な確保を図りつつ、長期的な安定配当を前提とした配当性向30％程度を維持することに加え、総還元性向100％を上限とした自己株式の取得など機動的な株主還元を行うことを基本方針としている。

当期配当

当期の期末配当金につきましては、当期の業績及び今後の経営環境等を総合的に勘案し、１株当たり65円の配当を実施することといたしました。これにより、中間配当金を加えた当期の配当金は、１株につき130円となります。

次期配当

次期の配当金につきましては、１株当たり年130円（うち中間配当金65円）の予定ですが、今後も株主各位のご期待に沿うべく業績と配当水準の向上に努めてまいります。

財務諸表及び主な注記

財務諸表に関する注記事項

良い点

当社は、取締役に対して業績連動型株式報酬制度「株式給付信託（ＢＢＴ）」を導入しており、信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額により、純資産の部に自己株式として計上している。

悪い点

当社は、高速道路リニューアル分野やプレストレスト・コンクリート、プレキャスト・コンクリート分野において、高い技術力を有している被取得企業との資本関係を構築し、新たな取り組みを実践することにより、当社グループの中期経営計画（2021-2023）における重点課題である「国内土木事業における強固な事業基盤確立のための体制整備」及び「国内建築事業における競争優位性の確立」等への対応が可能となるとともに、両社の企業価値向上にも資すると考え、被取得企業の株式を公開買付けにより取得しました。

継続企業の前提に関する注記

該当するコメントはありません。

当連結会計年度における重要な子会社の異動

有

会計方針の変更

無

株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記

該当するコメントはありません。

会計上の見積りの変更

無

追加情報

該当するコメントはありません。

セグメント情報等

報告セグメントは、「土木事業」、「建築事業」及び「開発事業」の３つであり、それぞれのセグメントは国内及び海外の包括的な戦略を連結子会社を含めて立案し、事業活動を展開している。

1株当たり情報

2024年度の1株当たり純資産額は5,039.98円、1株当たり当期純利益は215.75円。

重要な後発事象

自己株式の取得に関する事項を決議。取得対象株式の種類は当社普通株式で、取得し得る株式の総数は2,500千株（上限）、株式の取得価額の総額は100億円（上限）で、取得期間は2024年５月14日から2024年９月30日まで。

企業結合等関係

株式会社ピーエス三菱の株式を取得し連結子会社としたことにより、負ののれん発生益1,094百万円を計上。

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