日経平均は3日続伸、商い閑散継続も後場しっかり
米国市場休場を受けて、東京市場は高安まちまちで取引を開始。日経平均は前日終値水準でスタートした後は、為替の円高推移を受けて、やや下に振れる展開に。9時から行われた植田和男日銀総裁の講演で目立った発言は観測されなかったが、改めて利上げスタンスを示したことが円高材料視されたようだ。ただ、後場に入ると、為替は1ドル143円台まで円安ドル高に推移。日経平均は切り返して取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比192.58円高(+0.51%)の37724.11円となった。東証プライム市場の売買高は13億3109万株。売買代金は3兆3198億円。業種別では、その他製品、非鉄金属、保険、機械、繊維などが上昇した一方、建設、鉄鋼、陸運、石油・石炭、精密機器などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は68.3%、対して値下がり銘柄は26.7%となっている。
日経平均採用銘柄では、川崎重工<7012>、日本製鋼所<5631>、三菱重工<7011>など防衛関連銘柄が上昇。また、古河電工<5801>、住友電工<5802>、フジクラ<5803>など電線株の一角も買われた。このほか、横浜ゴム<5101>、太平洋セメント<5233>、高島屋<8233>などが買われた。個別では、暗号資産関連銘柄には引き続き短期資金が流入しメタプラネット<3350>がストップ高となり連日で大商いとなった。
一方、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体株が弱い。このほか、リコー<7752>、住友ファーマ<4506>、清水建設<1803>、大成建設<1801>などが売られた。
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