マサル、今期経常を94％上方修正、配当も30円増額

　マサル <1795> [ＪＱ] が9月15日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。21年9月期の連結経常利益を従来予想の1億7000万円→3億3000万円(前期は6億4300万円)に94.1％上方修正し、減益率が73.6％減→48.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億2100万円の赤字→6100万円の赤字(前年同期は1億5900万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→80円(前期は160円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(連結業績予想)予想売上高は前回の業績予想公表時と同水準ですが、個別業績及び子会社業績がともに改善し、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも予想を大きく上回る見込みとなりました。特に、子会社において工事の採算性の向上等により業績が好転し、利益項目いずれもが予想を上回る見込みとなりました。(個別業績予想)予想売上高は前回の業績予想公表時に比べ若干減少するものの、工事の採算性の向上等により営業利益、経常利益、当期純利益いずれも改善する見込みとなりました。

　利益配分につきましては、株主の皆様に対する利益還元を最も重要な経営課題の一つと位置づけ、業績に裏付けられた利益配分を安定的且つ継続的に行うことを基本方針としております。この基本方針のもと、当期の１株当たり期末配当金（年間配当金）につきましては、１株当たり50円を予定しておりましたが、今回、通期連結業績が当初計画を上回る見込みとなったことから、１株当たり普通配当80円とさせていただきたいと存じます。（注）上記の業績予想は、現時点における入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。