シード平和が新値、榎並工務店との業務提携を好感

　シード平和＜1739.T＞が７日続伸、一時前週末比９０円高の１１８０円まで買われ年初来高値を更新した。同社は１７日の取引終了後、榎並工務店（大阪市浪速区）と建設業関連で業務提携することを発表、これを好感している。榎並工務店は７月１日付で、大阪地方裁判所に対し民事再生手続開始の申し立てを行い、会社再建を目指し大阪地方裁判所の監督のもと、自主再建に向けた協議を進めている。
　シード平和が大阪府内を含む関西圏における受注活動と分譲マンション事業を本格的に開始するにあたり、建設請負工事の発注などで榎並工務店との連携を進めていく。
　なお、今回の提携は、監督委員の同意を条件として効力を有するものとしており、榎並工務店の再建計画の承認を得る必要があることから、監督委員の同意が得られるまでの日程を含め、現在のところ未定としている。

シード平和の株価は１０時１８分現在１１３１円（△４１円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）